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コラム:Qt で作られたアプリケーション (その 8)

コラム本文

(改訂 2026年10月20日)

(掲載 2026年7月28日)

Qt で作られたアプリケーション (その 8)

Qt で作られたアプリケーションを何回かに分けて紹介します。今回は第8回です。

▼ Houdini

Houdini は、映画/テレビ/ゲーム制作で使われるプロシージャル 3D モデリングとVFX (視覚効果) 制作の総合ソフトウエアです。

ノードベースのワークフローでモデリング/アニメーション/シミュレーションを実行し、映画制作でも広く利用されています。

Houdini の UI やツール群は内部で Qt ベースのウィジェットとライブラリを使った部分があり、
Python API を通じて Qt Python バインディングを用いたカスタムパネルやダイアログを作成できます。


Houdini | Procedural Content Creation Tools for Film/TV, Gamedev and more | SideFX
https://www.sidefx.com/ja/products/houdini/ (外部サイト)

 

▼ 参考:HTC VIVE / SteamVR

HTC VIVE は HTC と Valve の協業から生まれた VR システムで、SteamVR は Valve が提供する VR プラットフォームです。機器と実行環境を同じ製品として扱わないことが大切です。本記事では関連製品の紹介にとどめ、現行版のどの UI が Qt を採用しているかは断定しません。


VIVE 日本 | 想像を超えたバーチャルリアリティの体験
https://www.vive.com/jp/ (外部サイト)

SteamVR
https://store.steampowered.com/steamvr (外部サイト)

 

▼ 関連技術:Live2D Cubism

Live2D Cubism は、2D のイラストを動かすための制作・実行技術です。SDK を別のアプリケーションへ組み込むことと、Cubism Editor 本体が Qt で作られていることは別の話です。Qt アプリとの連携を検討する場合は、SDK の対応環境、描画 API、ライセンスを確認して試作します。本記事では Cubism Editor の Qt 採用を示す事例としては扱いません。


Live2D Cubism | イラストに命が宿る感動を - 描かれた「絵」そのものを自在に動かす表現技術。
https://www.live2d.com/ (外部サイト)

 

▼ 参考:SPIDER PRO

SPIDER PRO は、株式会社 PTP が提供する法人向け全録レコーダーです。

地上/BSなどの放送を最大 3 か月間まるごと自動録画し、独自 AI で番組内の人物・商品・キーワードや CM 内容まで整理して高速検索、該当シーンを頭出し再生できます。

スマートフォン/パーソナルコンピューターからのリモート視聴にも対応し、広報・宣伝の監視/証跡用途に使われます。


仕様・サービス対応エリア|SPIDER PRO - 業務用全録レコーダー
https://spidertv.jp/spec/ (外部サイト)

 

▼ Graphviz

Graphviz は DOT 言語で記述したノードとエッジからなるグラフを、自動レイアウトして PNG/SVG/PDF などへ出力できるオープンソースの可視化ツールです。

dot や neato 等のコマンドを備え、ライブラリとして他のプログラムにも組み込めます。

Qt を用いた GUI の GVEdit (コマンドは gvedit) では、DOT の編集/プレビューや属性指定を対話的に行えます。

手軽にクロスプラットフォームで利用できます。


Graphviz
https://graphviz.org/ (外部サイト)

採用事例と連携技術を区別する

Houdini では Qt を利用するカスタム UI の開発方法が開発元から公開されています。Graphviz はレイアウト処理を行うコマンド群と GUI の GVEdit を分けて理解できます。一方、SPIDER PRO の製品仕様だけでは Qt の採用箇所を特定できません。参考製品や SDK の組み込み可能性を、そのまま製品本体の採用根拠にしないことが重要です。

根拠資料:SideFX:Qt を使う UI / HTC:Valve との協業発表

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