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コラム:BOMAG myCOCKPIT: 建設機械 HMI での Qt 採用

コラム本文

初出:SRA Qt MailNews 2024年6月号

改訂:2026年10月21日

掲載当時の事例を読みやすく再編集しました。本文の製品・構成・数値は当時の情報です。今回の解説・訂正は「編集補足」に記載しています。

この事例の要点

BOMAGのmyCOCKPITは、建設機械の情報と操作を中央ディスプレイへまとめるHMIです。さらに機能・機器に応じてMPUとMCUを使い分ける方向へ展開した事例です。

分散した情報を一つの画面へ

BOMAGは2018年にmyCOCKPITの開発を開始したと紹介されています。複数の画面に分散していた設定や制御をまとめ、タッチスクリーンと回転ボタンで操作できる構成を目指しました。

画面サイズへの対応、表示する部品の切り替え・再配置などによって、機械や利用者に合わせた構成を作れる点が特徴です。

用途に応じてMCUを選ぶ

2024年の記事では、すべての表示装置にMPUの機能が必要なわけではなく、機能を絞った機器にはMCUを使う考え方が紹介されています。部品コスト、起動時間、熱、必要な機能を比較し、Qt for MCUsを用いる方向へ展開しました。

編集補足:MPUとMCUで確認する範囲

Qt Quick Ultraliteは標準Qtとは実装が異なります。QMLやQt Quick APIの一部などを共有しますが、QtのC++ APIやQt Core・Qt Networkをそのまま使えるという「完全な互換性」の説明は修正しました。

下の図は機能に応じた選択を考えるための整理図です。自社で検討するなら、代表画面を選び、再利用できるUI記述と移植が必要な処理を分け、対象MCUでメモリ、起動時間、描画を確認します。Qt採用だけで性能が決まるのではなく、必要な機能と機器条件を合わせることが要点です。

図:必要な機能に応じて比較する構成(編集部による整理)
MPU:必要な機能を備える構成 MCU:機能を絞り、Qt for MCUsで評価する構成

出典・参考資料

出典:SRA Qt MailNews 2024年6月号の採用事例欄をもとに編集。

編集補足で参照した資料の確認日:2026年10月21日。

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