初出:SRA Qt MailNews 2017年12月号
改訂:2026年10月21日
掲載当時の事例を読みやすく再編集しました。本文の製品・構成・数値は当時の情報です。今回の解説・訂正は「編集補足」に記載しています。
この事例の要点
RandoxのEvidence Evolutionでは、Qt DesignerによるHMI開発とQt Linguistによる多言語対応が紹介されています。分析装置の性能と、UI開発を支える道具の効果を分けて読む事例です。
分析装置を操作するHMI
2017年の記事では、Randox Laboratoriesの分析装置がバイオチップ当たり最大44のテストを実行し、1時間に2,640件を処理できると紹介されています。これらは分析装置の処理能力であり、Qtによる描画やUIの性能値ではありません。
25人の開発チームは、装置に組み込むHMIをQt Designerなどを使って開発していました。製品マネージャーのDr. Stuart McGregor氏は、操作画面を分かりやすく作れることや、既存のライブラリを活用できることを評価しています。
世界各地への展開
Qt Linguistの翻訳支援は、多言語で製品を出荷する上で重要な点でした。当時の紹介にはQt 5.9 LTSへの更新も含まれています。
編集補足:翻訳後の画面で確認する
自社で評価するなら、同じ検査画面について、短い表示名と長い翻訳を使う場合を比較できます。文字の収まり、単位、処理中・完了・異常の見分けやすさを確認し、翻訳だけで済む部分とレイアウト変更が必要な部分を分けます。装置の処理件数とは別に、利用者が状態を読み取れるかを見る方法です。
出典・参考資料
出典:SRA Qt MailNews 2017年12月号の採用事例欄をもとに編集。
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