本文へスキップします。

本文へ

【全Qt】
【全・Qt】SRAロゴ
H1

コラム:VLC media player: クロスプラットフォームメディアプレイヤーでの Qt 採用

コラム本文

初出:SRA Qt MailNews 2012年6月号

改訂:2026年10月21日

掲載当時の事例を読みやすく再編集しました。本文の製品・構成・数値は当時の情報です。今回の解説・訂正は「編集補足」に記載しています。

この事例の要点

VLCでは、UIをwxWidgetsからQtへ移行する際、複数OSへの対応、オープンソースとの親和性、多言語対応が評価されました。メディア再生機能とUIの採用技術を分けて読むことが重要な事例です。

Qtを選んだ理由

2012年6月号は、VLCの10億ダウンロード到達と、2008年の0.9.0でのQt採用を紹介しています。プロジェクトのJean-Baptiste Kempf氏は、クロスプラットフォーム開発、オープンソースとの互換性、UTF-8のサポートを移行理由として挙げていました。

VLCは多様な動画形式を扱うメディアプレイヤーです。ただし、製品として多数のOSに対応していることと、すべてのOS版のUIがQtで実装されていることは同じではありません。本記事の対象は、VLCにおけるQtベースのUI採用です。

UI開発の共通化

当時の紹介では、新しいUIが製品の使いやすさを支え、開発者が実装以外の課題に時間を使えるようになったと説明されています。ダウンロード数は製品全体の指標であり、Qt採用だけの効果を測った数値ではありません。

編集補足:共通化する画面を先に決める

導入評価の例として、再生・停止、ファイル選択、設定画面を候補にし、OSごとに共通化する部分と固有の操作を残す部分を表にできます。製品の対応OS数だけで判断せず、Qtで担う画面と既存の再生処理との接続範囲を決めることが、この事例から得られる視点です。

出典・参考資料

出典:SRA Qt MailNews 2012年6月号の採用事例欄をもとに編集。

コラム一覧へ