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SRA先端技術研究所 技術セミナー
"生きもの"としての情報と共創を支える環境
~ ソフトウェア開発とプロベナンス ~



   今回の技術セミナーでは、開発現場でのやり取りの過程で生み出される情報を、開発履歴のビッグデータとして活用するアプローチをご紹介します。

 ソフトウェア開発といった、ダイナミックに変化する文脈と環境に対応することが要請される現場では、創造的な考えやチーム内での共創的な問題解決が不可欠です。
 時々刻々と変化する現場の状況から生み出される情報を、共創的な作業環境の側面から支えるアプローチが求められます。

 本セミナーでは、まず、意思決定の時間経緯や来歴を捉えるデザインプロベナンスという考え方を紹介し、デザインのプロセスにおいて生成される大量の情報を、データとして蓄積することの可能性と有効性について講演します。

 続いて、ドキュメントやソースコードといった「もの」を中心とした既存の開発支援環境に対して、組織内、あるいは組織を超えた人同士の間に生じる多様なコミュニケーションのフローを中心として捉え、そこから生み出される情報のスムーズな創造と共有の循環を支える環境を提案します。


開催概要:
日 時: 2017年3月3日(金)14:30~16:45(14:00から受付)
会 場: 全国情報サービス産業厚生年金基金「JJK会館」7階
東京都中央区築地 4-1-14
(地下鉄日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」徒歩3分)
地図はこちら
主催: 株式会社SRA
参加費用: 無料(事前登録制)
定員: 40名 (定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます)
お申し込み こちらからお申し込みください
 
講演内容:
14:30~14:35   開会にあたって
14:35~15:20   講演1
『デザインプロベナンスとしての開発情報の活用』
京都大学学際融合教育研究推進センターデザイン学ユニット・特定教授
SRA 先端技術研究所・所長 中小路 久美代
プロベナンス(provenance)という単語は元来、芸術作品の来歴や出所、履歴を指す言葉です。我々はこれを人工物のデザインを構成する個々の要素に適用し、構成要素の発展の過程や経緯を「デザインプロベナンス」と呼びます。

本講演では、バージョン管理の手法や意思決定の論理的根拠を記録するデザインラショナルといった既存の履歴管理のアプローチを、デザインプロベナンスの側面から捉え直します。
開発履歴データから成るデザインプロベナンス空間を利用することによって、現在から未来に向けての人工物の理解や意思決定、さらにはビジョンの策定へと展開する手法を考察します。
15:20~15:30   休憩
15:30~16:15   講演2
『"生きもの"としての情報を効果的に共有する環境への取り組み』
SRA 先端技術研究所・先端技術営業担当研究員 方 学芬
開発の現場には、設計ドキュメントや仕様書の改訂と変更記録、ミーティングの議事録の回覧、チーム内で共有される日報や週報といった「情報」があります。
それらの情報を「時間の流れに沿って変化し続け、その後も発展、進化し続けるもの」として捉えることで、知識共創的なコミュニケーションが生まれます。

本講演では、国内外の開発の現場で広く利用されつつあるコミュニケーションや情報共有を支えるサービスを取り上げ、実際の体験を踏まえた上でそれらの利便性と可能性を解説します。
さらに、実プロジェクトの事例を通して、生きものとしての情報を効率的に共有・活用するアプローチを提案します。
16:15~16:30   質疑応答、ディスカッション
16:45   閉会
 
 
※ご案内内容は諸般の事情により予告なく変更することがあります。
 
詳細についてのお問い合わせは
株式会社SRA
先端技術研究所 技術セミナー担当
 Tel: 03-5979-2688
 E-Mailによるお問い合わせ
 
以上