本文へスキップします。

本文へ

承認:エディタ

サービスサイトヘッダーリンク

承認:エディタ

kv

Navigation Button
承認:エディタ

Red Hat Embedded Programとは?


Red Hat Embedded Programは、Red Hat製品を自社の提供する装置やパッケージに
組込んで利用するための専用プログラムです。
Red Hat Enterprise LinuxだけではなくJBossミドルウェアやストレージ製品、さらには
自動化・構成管理ツールAnsibleなど、Red Hat製品の多くをカバーし、サーバやワーク
ステーション、専用端末など幅広いターゲットに適用可能です。
通常の商用サブスクリプション(リテール版)の再販はライセンス規約違反となりますが、
本プログラムは、組込み利用のための最適な契約条件且つ低価格で利用可能です。


※注意:Red Hat製品のリテール版では、サブスクリプションの再販はできません。  

承認:エディタ

Red Hat製品のメリット


Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat製品は、セキュリティ、安定性、柔軟性に優れ、オープンソースの
利用にまつわる不安や課題に対するソリューションを組込み分野にも提供します。

①セキュリティ
  - 外部セキュリティ機関とも連携し、重大な脆弱性の98%以上に対する修正を、特定された当日または翌日中にリリース
  - セキュリティ修正の17%を社内製品品質部門が発見
  - 米国政府/国防機関との連携による技術開発をオープンソースでリード(SELinux, OpenSCAP DISA STIG実装)


②安定性
  - 証券取引所をはじめとするエンタープライズ分野のミッション・クリティカルなシステムで
    多く利用され磨かれた安定性
  - オープンソースソフトウエアに対する独自のテストによる品質の保持
  - 10年にわたる長期製品サポート(Red Hat Enterprise Linux)が組込み分野でも有効

③柔軟性
  - 多くのハードウエア/ソフトウエアパートナーが動作認定、エコシステムを構築
  - エンタープライズ分野での多大な実績により、IoTでのクラウドサービスとの連携も可能


対象製品

Red Hat Embedded Program 対象製品


Red Hat Enterprise Linuxだけでなく、プラットフォームからミドルウェアまで、以下のようなほとんどのRed Hat製品が
Embedded Programの適用対象となっています。


 製品名  概要
 Red Hat Enterprise Virtualization  Linux KVMベースの統合仮想化管理製品。サーバとデスクトップ仮想化のためのソリューション
 Red Hat JBoss Enterprise Application Platform  JavaEE7 に準拠し、豊富な実績を誇るNo.1オープンソース アプリケーションサーバ標準で多くの機能を同梱(クラスタ機能、ロードバランシング機能、管理ツール etc.)
 Red Hat JBoss Decision Manager  業務ロジックを「ビジネスルール」として外部化し、管理/実行する仕組みをルールエンジンとして提供。ルールはExcelベースで記述でき、エンドユーザも運用可能。ルール変更が頻発するシステムなどでメンテナンスコストの低減が可能
 Red Hat JBoss Data Virtualization  複数のデータソースをまとめて仮想的に1つのソースとし、どのようなアプリケーションやユーザーに対しても必要なデータを必要な形式で必要な時に提供するためのデータ統合、データ連携ソリューション
 Red Hat JBoss Data Grid  頻繁に使用するデータに高速かつ高い信頼性でアクセスできるようにすることで、アプリケーションを柔軟に拡張するインテリジェントな分散データキャッシングソリューション
 Red Hat JBoss Fuse  ワールドワイドでデファクトとなっているApache CamelをベースとするESB基盤。IoTでも利用されるMQTTにも対応したメッセージング基盤のJBoss A-MQ を包含
 Red Hat Ansible Automation  エージェントレスで機器の設定を自動化できる実行エンジンと豊富なモジュール、管理ソフトウェアを含む自動化製品ファミリー
 Red Hat OpenShift  コンテナアプリを分散環境にデプロイ・運用管理するためのオーケストレーションツールであるKubernetesを統合し、アクセスコントロールやビルド、デプロイ機能も提供するエンタープライズ向けプラットフォーム



契約フロー

Red Hat Embedded Program 契約フロー

契約フロー図

当プログラムでは、Red Hat製品を搭載するシステムの提供者はEmbedded Partnerと位置づけられます。

Embedded Partnerは、SRAからサブスクリプションを購入し、自社の提供する装置やパッケージにRed Hat製品を組込んで販売します。

Embedded Partnerには、直接、Red HatとEmbedded Partner契約を締結していただきます。エンドユーザのサポートはEmbedded Partnerが行いますが、必要に応じて、Red Hatからの製品サポートを受けたり、技術問合せをすることができます。









適用例

Embedded Programの適用例


Red Hat Embedded Programは、国内外の多くの企業で導入されています。以下に利用例をご紹介します。


 スマートストアデジタルサイネージ    サイネージに表示するためのコンテンツ検索システムに採用
 半導体露光装置    計測およびプロセス制御を含む半導体露光装置のプラットフォームとして採用
 POSシステム    エンタープライズレベルの信頼性とトランザクションに確実に対応できる拡張性を要求されるシステムに採用
 決済システム    銀行カード支払い処理の為の決済端末、バックエンドの支払い処理システムに採用
 宅配便追跡システム    大容量の荷物を追跡する携帯端末、追跡のためのバックエンドのオフィスシステムに採用
 決済システム    銀行カード支払い処理の為の決済端末、バックエンドの支払い処理システムに採用
 スマートメーター    電力や水道のスマートメーター、スマートメーターのデータをユーティリティデータセンターで処理する為のシステムに採用
 産業用コントロールシステム    監視制御システム(SCADA)、リモート端末ユニット(RTU)、マイクロコントロールユニット(MCU)に採用
 風力発電制御システム    風車群の制御と管理をするインテリジェントシステムに採用
 防衛システム    車両搭載プラットフォームならびにHUMVEE戦術コマンドシステムの為の遠隔戦術サポートインフラストラクチャに採用




subscriptions

Subscriptionを正しく使用していますか?

Red Hatのサブスクリプションは、技術サポートやバグ修正、アップデートの入手などを含むサポートサービスを受ける権利です。
広く知られているリテール版のRed Hatサブスクリプションを自社の装置やパッケージに組込み、再販を行った場合はライセンス
違反となります。
製品に組込んで販売する場合には、専用のサブスクリプション契約である「Red Hat Embedded Program」が必要となりますので、
コストメリットもあるこのプログラムをご活用ください。
自社でのRed Hat製品の利用方法がライセンス違反ではないかご不安な方はお気軽にお問合せください。




承認:エディタ