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ld は多数のオブジェクトファイルとアーカイブファイルを
結合し, そのデータの再配置を行ない, シンボルの参照を結び付ける.
通常, プログラムのコンパイルの最終段階が ld を実行することである.
ld はリンカ・コマンド言語(Linker Commmand Language)ファイル
受け付ける. このファイルは, AT&T のリンク・エディタ・コマンド言語文法の
上位互換セットで書かれる. これにより, リンク過程を明示的に, かつ
全体的に制御することができる.
本バージョンの ld は, オブジェクトファイルを操作するのに
汎用の BFD ライブラリを使っている. これにより, ld が,
たくさんの異なる形式のオブジェクトファイルを読んだり, 結合したり,
書き出したりすることができる. この形式は, 例えば COFF や a.out
等である. 異なるフォーマットを組み合わせてリンクして, 任意の利用可能な
種類のオブジェクトファイルを生成することができる.
詳細については, See section 5. BFD.
GNU リンカには, その柔軟性以外にも診断情報の提供の仕方で,
他のリンカよりも親切である. 多くのリンカは, エラーに出会うと
ただちに実行をやめてしまう. ld は, 可能な限り常に
実行を続けようとし, その他のエラーを突き止める事を可能にする
(あるいは, 場合によっては, エラーの代わりに出力ファイルが
得られることもある).
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