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【ニュースリリース】
2009年3月5日
株式会社 SRA
C++アプリケーションフレームワーク「Qt」の
LGPL版向けサポートメニューおよびサポートパック「Qtスイート」を発表
株式会社SRA(本社:東京都豊島区南池袋、代表取締役社長:鹿島 亨、
以下SRA)は、Nokia, Qt Software(フィンランド)から3月3日にリリースされた新バージョンQt4.5に新たにLGPL(Lesser General Public License)が追加されたことを受け、「Qt」におけるLGPLオリジナルサポートサービスメニューとサポートパック「Qtスイート」を発表しました。
生産性の高いGUIツールキットとして定評のある「Qt」は、現在全世界60ヶ国、
5,500社以上における導入実績を誇り、LGPL版リリースにより、ユーザ数が急激に拡大し、それに伴いサポートニーズも高まるものと考えられます。
そのような状況の中、SRAでは、従来の商用サポートサービスやコンサルティングサービスでのノウハウを基に、LGPL版「Qt」のサポートサービスを開始いたします。
サポートメニューは、(1)デスクトップアプリケーション用と、(2)エンベデッド用をそれぞれ以下の内容、価格で提供いたします。
また、サポート以外にQtトレーニングコースと、Qtに特化し実績の多数あるGUIテスト自動化ツール「Squish for Qt」をパッケージし、オンサイト対応や、パッチ提供のオプションを利用可能な(3)サポートパックも同時に提供を開始します。
従来より提供している、Qtコンサルテーションサービス、Qtを用いたアプリケーション開発、Qtソリューション販売(日本語入力モジュール「Qinput」、ソフトウェアキーボード「Qtouch」=SRAで開発・販売中)、Qtトレーニングサービスもより積極的に推進してまいります。
なお、今回発表のサービス、パッケージを含む「Qt」関連ビジネスの2009年度の売上は10億円を計画しています。
各製品やサポートの詳細、開発・コンサルティング等のご相談は、下記窓口までお問い合わせください。
<サービスメニューについて>
(1)「Qt LGPLデスクトップサポート」:¥197,000(税抜き)
(2)「Qt LGPLエンベデッドサポート」:¥258,000(税抜き)
内容
- 質問数無制限
- 日本語によるメールでのQA対応
(3)
・「Qtデスクトップスイート」: ¥680,000(税抜き)
・「Qtエンベデッドスイート」:¥1,250,000(税抜き)
内容
- Qt LGPLサポート
- 自動GUIテストツール「Squish」
- Qtプログラミングコース
- 日本語入力モジュール「Qinput」
(SRA独自開発製品、エンベデッドのみ)
- ソフトウェアキーボード「Qtouch」
(SRA独自開発製品、エンベデッドのみ)
- オンサイトサービス(オプション)
- パッチ提供サービス(オプション)
<「Qt」の概要>
「Qt」は、Google、シャープ、米国IBM、Motorolaなど全世界60ヶ国/5,500社以上、
250,000人以上のユーザへの導入実績を誇るNokia, Qt Software社(旧Trolltech/ノルウェー)が開発したマルチプラットフォームC++アプリケーションフレームワークです。
直交性と柔軟性が高いAPIが提供されている為、複数プラットフォーム稼動アプリケーションの開発はもとより、単独プラットフォームにおいても開発コストを抑えることが可能です。
また、組込製品の搭載においても仮想マシンを必要とせずに、アプリケーション動作の高速化を可能とします。
SRAは、2003年より、「Qt」の日本国内代理店として、オリジナルQt対応製品の開発や様々なサービスの提供を行っています。
また、日本唯一の公認トレーナーを有し、トレーニングや「Qt」関連技術についての執筆活動等により、「Qt」普及にも努めています。
<LGPLについて>
Qtは、現行の4.4のバージョンまでは、有償ライセンス(Commercial License)と無償のGPL(GNU General Public License)の2つのライセンス形態にて提供されていました。
無償のGPLの元で利用した際には、開発したソフトウェアの配布においてソースコードの公開が義務付けられている為、商用での利用には向きませんでした。
Qt4.5のバージョンからLGPL(Lesser General Public License)が追加されることにより、LGPL版のQtを利用した際には、Qt自体に改変を加えない限り、独自に開発したアプリケーション部分のソースコードの公開を強制されません。
その為、Qtを商用での開発において利用し易くなり、無償で利用できるので、従来必要だったライセンスのコストの負担が必要なくなります。
ただし、Qt LGPL版の利用に際しては具体的には下記の条件がございます。
- Qt LGPL版には、Qtの商用ライセンスに付属するマイクロソフト社のVisual Studioとのプラグインツール「Visual Studio Integration」が付属されません。
- Qt LGPL版を使用していることを明記しなければなりません。
- 配布を求められた際にQt LGPL版の配布を行う義務があります。
- Qt 自体に手を加えた場合には、手を加えた部分のソースコードの公開が必要です。
- スタティックリンクした際には、独自開発部分のソースコードを配布するか、独自開発部分のオブジェクトを配布する必要があります。
- 作成したアプリケーションについて、リバースエンジニアリングを禁止してはなりません。
※上記はあくまでも参考となります。LGPLの法的解釈については、ユーザ自身にて判断し、メーカーの提供条件にそって利用する必要があります。
以上
2009年3月5日作成
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