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日本におけるGNUと他のフリー・ソフトウェア

引地美恵子 (h-mieko@sra.co.jp) と引地信之 (hikichi@sra.co.jp) は、日本で GNU プロジェクトのためにボランティ アを続けている。彼らは、GNU's Bulletinを日本語に翻訳し、GNU General Public License Version 2 (GNU 一般公有使用許諾書 バージョン2) の日本語版 を付けて幅広く配布している。この日本語版は FSF が承認したもので、 ftp.sra.co.jp [133.137.4.3] マシンの `/pub/gnu/local-fix/GPL2-j' から anonymous FTPで入手可能である。GNU Library General Public License (GNU ライブラリ一般公有使用許諾書) の正式 な日本語化にも携わっている。また、寄付の呼びかけや GNU ソフトウェアにつ いて人々の相談にも答えている。

nepoch (Epoch の日本語版) と、MULE が現在日本で入手可能である。MULE (MULtilingual Enhancement of GNU Emacs) は、同時に多くの文字コードを扱うこ とができる。Mule で提供される機能は、Emacs の基本機能へ組み込み中である。 MULE に関する詳細は、See section GNUソフトウェアの種類。FSF では neopchを 配布していないが、MULEは入手可能である。(see section 1995年6月版ソース・コードCD-ROM と section Emacsフロッピー・ディスク)。また、sh.wide.ad.jp マシンの `/JAPAN/mule'etlport.etl.go.jp マシンの `/pub/mule' を anonymous FTP で入手することができる。

(株)ビレッジ・センターでは、GNU Emacs Lisp Reference Manual の日 本語訳 (ISBN4-938704-02-1) を印刷し、さらに Texinfo 形式のソース・ファイ ルを各種の電子掲示板にアップロードしている。また、最近では、copyleftで保 護された引地信之・引地美恵子編著のThink GNU (ISBN4-938704-10-2) という本を出版した。これは、FSF 以外の発行のものとしては日本初の copyleft された出版である。売上の一部は、FSF に寄付されている。連絡先情 報を次に示す。


   〒 101 千代田区神田神保町 3-2 サンライトビル 6F
   (株)ビレッジセンター

   電話番号: 03-3221-3520

アディソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパンは、GNU Make Manual (ISBN4-7952-9627-X) と GAWK Manual の日本語訳 (ISBN4-7952-9627-8) を出版した。連絡先住所を次に示す。


   〒101 東京都千代田区猿楽町1-2-2 (日貿ビル 2F)
   アディソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン

   電話番号: 03-3291-4581

ICOT (Institute for New Generation Computer Technology、新世代コンピュータ 技術開発機構) は「ICOT無償公開ソフトウェア (IFS)」という名称で配布している。 このIFSは、有名な第五世代コンピュータ・システム・プロジェクトが作成したもの で、記号処理、知識処理、問題解決、推論、自然言語処理といったような 100 以上 のシステムが含まれており、それらの多くが並列論理型言語で記述されている。約 半分のソフトウェアが Unixワークステーション上で動作する。ICOT研究センターは 1995年3月で閉鎖したが、IFSの配布と保守は継続されている。詳細は ifs@icot.or.jpまたはに問い合わせるか、あるいは `http://www.icot.or.jp/'を参照のこと。

GNU一般公有使用許諾書に則ったハードウェアやソフトウェアの両方について話 し合うメイリング・リストが日本にある。そこでは、自分のコンピュータ・シス テムの製作に関する情報を入手でき、主に日本語が用いられる。英語の情報の入 手や英語での討論に関心がある方は、mka@apricot.juice.or.jpま たはishiz@muraoka.info.waseda.ac.jpへ連絡のこと。

日本の多くのグループが GNU ソフトウェアを配布している。JUG (PC ユーザ・グルー プ)、アスキー (定期刊行物と書籍の出版社)、富士通の FM Towns ユーザ・グルー プ、Wingnut (SRA の特別 GNU サポート・グループで、日本で初めてデラックス・ パッケージも購入した) などである。(Wingnutによる購入以後、日本から複数の会 社がデラックス・パッケージを購入している。)

日本から直接 FSF へ発注することが簡単になり、新しいソース・コードの助成資金 にもなっている。日本向けに日本語のFSF注文票があるので、注文票の写し (2)を欲しい 方は japan-fsf-orders@prep.ai.mit.edu へ請求していただきたい。ソフ トウェアが入っているテープや CD-ROM の購入をお願いしている。例えば、企業価 格のCD-ROMの注文で、さらに多くのフリー・ソフトウェアが開発できるようになる。


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