Free Software Foundation はいかなる技術サポートをも提供していない。我々の使 命はソフトウェアの開発である。それが、フリー・ソフトウェアにできることを増 やすのに時間的に最も効率の良い方法だからである。技術サポートは、それを提供 して生計を立てている他の人々のために残してある。医者や弁護士が今日行なって いるのと同様にプログラマも、サービスを提供する職業だと考えている。医者の医 学的な知識や弁護士の法律の知識はそれ自体フリーに再配布できるものだが、開業 医や弁護士はその配布とサービスに対して課金している。
GNU サービス名簿 (GNU Service Directory) は、サポートやその他のコンサルタン ト・サービスを提供する人々のリストである。このリストは、GNU Emacs 配布テー プの中のファイル `etc/SERVICE'や、GCC 配布テープの中のファイル `SERVICE'、GNU の FTP マシン(section GNUソフトウェアの入手方法のリスト) の `/pub/gnu/GNUinfo/SERVICE' ファイルに入っている。FSF と利益を共有し ている企業はsection ソフトウェア会社からの支援。
GNU ソフトウェアに欠陥を発見したら知らせてほしい。我々は、バグ報告やアナウ
ンス、質疑応答のために多くの Internet メイリング・リストを用意している。こ
れらのメイリング・リストは、ニュース・グループ gnu.*という USENET ニュー
スへも転送されている。
メニューの最上位にある
電子メイル・アドレスへ申し込めばメイリング・リストの一覧を入手することがで
きる。
我々がバグ報告を受け取ると、たいていの場合は問題を解決しようと努力する。我々 のバグ修正は、個々に対応しているように見えるかもしれないが、実際にはそうで はない。新しい改良版を作る作業の一部として行なっている。我々からパッチ・ファ イルを送る場合がある。それによってバグの修正部分をテストし、品質を保証する のに役立てることができる。報告されたバグを我々が解決していなければ、バグ報 告用のメイリング・リストを読んでいるその他の多くのユーザから、回答を得られ るかもしれない。さもなければ、サービス名簿を利用してほしい。
インストール・スクリプトがどのように動かないのか、マニュアルのどの部分が不 明確なのか、といったことを我々に知らせてほしいのである。ソフトウェアのイン ストール方法や使い方を我々に尋ねないでほしい。
Internet をアクセスできない場合は、電子メイルや UUCP に接続されている USENET ニュース経由の情報が入手可能である。地域の UUCP サイトや次に示すよう な商用 UUCP サイトへ問い合わせる方法がある。
UUNET Communications Services
3060 Williams Drive
Fairfax, VA 22031-4648
USA
電話番号: +1-800-4UUNET4
+1-703-206-5600
ファクシミリ番号: +1-703-206-5601
電子メイル: info@uunet.uu.net
商用の UUCPや Internetのサービス提供者のリストは、`Subject: How to
become a USENET site' というタイトルの付いた記事が、 USENET のニュース・グ
ループ news.announce.newusers へ定期的に投稿されている。また、
rtfm.mit.edu マシン上の
`/pub/usenet-by-group/news.announce.newusers' ディレクトリの
`How_to_become_a_USENET_site' というファイルを anonymous FTP で入
手することもできる。
サービスの提供会社を選択するときは、どの程度フリー・ソフトウェアの開発を支 援しているかと言う点を尋ねていただきたい。例えば、フリー・ソフトウェア開発 プロジェクトへ寄付金の申し出を行なっているか、一般に使用できるようなフリー・ ソフトウェア自体の改良を行なっているか、などの点である。会社を選択する際に この点を考慮すれば、フリー・ソフトウェアから利益を得ている人々にフリー・ソ フトウェアの成長に貢献するように勧めることができる。
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