% -*-tex-*- % comment out for Japanese version % \magnification=833 % -*-texinfo-*-
\input jtexinfo
GNUダイジェスト 1994年1月
GNUダイジェストは、Free Software Foundationから
年に2回発行される小冊子で、GNUプロジェクトに
関する情報を載せている。
Free Software Foundation, Inc. 電話: +1-617-876-3296
675 Massachusetts Avenue FAX: +1-617-492-9057
Cambridge, MA 02139-3309 FAX (日本から):
USA 0031-13-2473 (KDD)
電子メイル: gnu@prep.ai.mit.edu 0066-3382-0158 (IDC)
GNUスタッフの紹介 / FSFについて Copyleftとは何か 寄付金はフリー・ソフトウェアに変わる Cygnusが寄付金倍増計画を始めた ! GNU速報 LPFとは何か / LPFからのニュース フリー・ソフトウェアのサポート プロジェクトGNUの援助希望リスト OSの設計上の新戦略へ向けて 第1部 OSの設計で有用なアプローチ 第2部 Hurdを一見すると 日本の第2回 GNUセミナーとGNU フリーに配布可能な出版源 プロジェクトGNUの進捗報告 GNUドキュメンテーション 現在配布可能なGNUソフトウェア OCEAN 集積回路設計システム Emacs/言語/ユーティリティの各テープの内容 Scheme/X11/Net2の各テープの内容 VMS Emacs/VMS コンパイラの各テープの内容 Hundred Acre Consulting の発展 ソース・コードCD-ROM コンパイラ・ツール・バイナリCD-ROM テープとCD-ROMの予約配布サービス GNUソフトウェアの入手方法 デラックス・パッケージの配布 MS-DOSの配布 Demacsのフロッピー・ディスク DJGPPのフロッピー・ディスク ひと揃いのユーティリティのフロッピー・ディスク Windowsのフロッピー・ディスク マイクロコンピュータ用のフリー・ソフトウェア FSFのオリジナルTシャツ FSF注文票 謝辞 (Thank GNUs) 付録: GNU一般公有使用許諾書 v2.0
編著者: Jan Brittenson、Noah S. Friedman、Leonard H. Tower Jr.
イラスト: Etienne Suvasa、Jamal Hannah
日本語版作成者: 引地美恵子、引地信之
GNU's Bulletin (英語原文) は毎年に1月と6月に発行される。メイリング・リスト による郵送サービスを行なっていない点にご注意いただきたい。 GNU's Bulletin のコピー希望者は、その旨を記したメモと送付先住所氏名を 書いた返信用封筒(ビジネス・サイズ)に切手(52セント)を貼ったものを本小冊子の 表紙に記載された FSF へ送付していただきたい。また、2〜3 ドル寄付金もそれに 同封されていればなお良いが、必須ではない。米国外からの希望者の場合は、返信 用封筒は不要で、返信用宛名ラベルと100g相当の国際返信切手券を送っていただけ ればなお良いが、必須ではない。(1) (コピー料金として、さらに 2 ~ 3枚の国際返信切手券も含まれているとありがたい。)
Copyright (C) 1994 Free Software Foundation, Inc.
いかなる媒体でも次の条件が全て満たされている場合に限り、本小冊子をその まま複写し配布することを許可する。また、配布者は第三者に対して本許可告知 と同一の許可を与える場合に限り、再配布することを許可する。
編著者: Jan Brittenson、Noah S. Friedman、Leonard H. Tower Jr.
イラスト: Etienne Suvasa、Jamal Hannah
日本語版作成者: 引地美恵子(h-mieko@sra.co.jp)、引地信之 (hikichi@sra.co.jp)
連絡先住所: 〒102 東京都千代田区平河町 1-1-1 株式会社 SRA (03)3234-2611 (大代)
Copyright (C) 1994 Mieko Hikichi and Nobuyuki Hikichi
本小冊子 (GNU ダイジェスト) は、英語原文 (GNU's Bulletin) をもとに引地美 恵子と引地信之が翻訳し、加筆、解説したものである。
GNUダイジェスト (日本語版) の定期購読希望者は、ボランティア作業のため 送料 として270円 @Times{} n 回分の総額の郵便小為替を指定欄空白で上記連絡先の引地 美恵子まで送付のこと。
原作者の意を伝えるべく英語原文の解釈に十分注意を払ったが、なお不明な点に ついては英語原文 (GNU's Bulletin vol. 1 no. 16) を参照されたい。なお、日 本のGNUユーザの事情に即した内容を加筆したため、必ずしも対訳ではない部分 があることを予めお断りしておく。
本小冊子(GNUダイジェスト)は、texinfo.texマクロの日本語版 jtexinfo (アス キー版日本語 TeX と NTT 版 JTeX に対応)、アスキー版日本語 TeX、 SONY News レーザ・プリンタで作成、出力した。
Michael Bushnell は tar を保守しながらHurdに関する作業を続け
ている。Roland McGrath はmakeと GNU C ライブラリの保守と
Emacs 19の支援、そして現在Hurdの作業を行なっている。Jan Brittenson
は Hurd のネットワーク・サーバの作業を行なっている。
Noah Friedman は GNU のシステム管理者であり、種々雑多な作業を行ない、 豊富な空き時間を使って 2 ~ 3 のGNUプログラムを保守している。Carl Hoffmanは、資金調達とコンファレンスの企画を担当している。
Lisa `Opus' Goldstein は、経理に従事している。Robert J. Chassellは、Introduction to Programming in Emacs Lispを書いてお り、我々の役員として残っている。Larissa CarlsonはLisaの事務アシ スタントである。Charles Hannum は、組み版やその他の多くの作業に従事して いる。
Jim Blandyは学術的な興味を追い求めるためにFSFを去った。Melissa Weisshaus と Tom LordもFSFを去った。以上の3人は引き続きパートタ イムのボランティアである。
Richard Stallman は、Emacsの保守などの無数の作業をボランティアとし て行なっている。電子的 JOAT (jack-of-all-trades、何でも屋)、 メイリング・リ ストやgnUSENET、情報の要求などをまとめているボランティアは Len Tower で ある。
Free Software Foundation (以下、FSF と称す) は、コンピュータ・プログラムの 使用や複写、修正、再配布に関する人々の権利の制限を排除することを目的として いる。これを遂行するために、我々は、あらゆるコンピュータ利用の分野において、 フリー・ソフトウェアの開発と利用を促進している。特に、Unix と上位互換性のあ る「GNU」 (GNU's Not Unix.: GNU は Unix ではない。「グヌー」と発音する) と いう名の完全な統合化ソフトウェア・システムを作成している。このシステムの主 な部分は既に配布可能であり、使用されている。
我々の名前にある「free」という言葉は「自由 (freedom)」に属しているもので、 無料を意味する「free」ではない。GNU ソフトウェアの入手にあたって、お金を支 払ってもよいし、支払わなくてもよい。しかし、どのようなことがあっても、GNU ソフトウェアを入手すれば 2 つの特別な「自由」を得る。1 つは、プログラムを複 写する自由、つまり友達や一緒に仕事をしている人に分け与える自由である。もう 1 つは、ソース・コードを公開することによって、人々が思うようにプログラムを 修正できる自由である。ソース・コードを研究したり、プログラムがどのように書 かれているかを学習することができる。これにより、プログラムの移植、改良が可 能となり、変更点を他の人々と共有することも可能になる。GNU ソフトウェアを再 配布する場合は、配布料金を請求してもよいし、無報酬で配布してもよい。
たまたま手にはいったフリー・ソフトウェアなら何でも配っている組織は他 にもある。FSFとの 違いは、FSFでは独占システムを購入する必要性を完全になくすという目的に向けて、 新しいフリー・ソフトウェアの開発に集中している。
GNU を開発する傍ら、FSFは GNU ソフトウェアのテープやマニュアルの作成と配布 を配布手数料で賄っており、GNU の開発のための寄付 (米国内では控除対象となる) を受け付けている。FSF の資金源のほとんどがこのような配布サービスで支えられ ている。
【Free Software Foundation の役員構成】
社長: Richard M. Stallman 経理・事務局: Lisa Goldstein
役員: Richard M. Stallman、Gerald J. Sussman、Harold Abelson、
Robert J. Chassell、Leonard H. Tower Jr.
プログラムを自由に配布する最も簡単な方法は、プログラムをパブリック・ドメイ ンに置き、著作権を放棄することである。しかし、この方法では、独占的な修正を 許し、人々の改良版の利用と再配布の自由を拒むことが可能になってしまう。 これは、全体のフリー・ソフトウェアの種類を増やすという意図に反する。 この ような事態を避けるために、 copyleftは斬新な方法で著作権を扱っている。 典型的な著作権ではこれらの自由を奪うが、copyleftでは保護している。copyleft は合法手段である。これは、諸権利と共に複製物を得た人がさらにその複製物に諸 権利を含めて再配布すれば、そのソース・コードを使用、修正、再配布が可能とな るものである。ソース・コードと諸権利は法律的に切り離すことはできない。
GNUプロジェクトで使うcopyleftは、著作権告知とGNU一般公有使用許諾書 (GPL、 GNU General Public License) を兼ね備えている。GPL は複製のライセンス であり、前述の自由を備えているという点に基本的には言及している。また、GNU ライブラリ一般公有使用許諾書 (LGPL、GNU Library General Public License) を用意しており、GNU のライブラリに適用している。このライセンスは、 GNU のライブラリを特定の条件下で、独占的な実行形式にリンクさせることを許可 するものである。完全な使用許諾書の写しは、配布されている全ての GNU ソース・ コードや我々が発行する多くのマニュアルに入っている。希望者にはその印刷物が 配布可能である。
我々は、あなたのプログラムやドキュメントを copyleft で保護するように強く 勧めており、誰にでもそれらを保護することができるように手続きを簡単にした。 どちらのライセンスもその適用方法についての詳細は、それぞれのライセンスの 最後に記述されている。
Emacs、GNU CC、Ghostscript、その他のフリー・ソフトウェアに感謝の念を抱いて いるのであれば、将来のより多くのフリー・ソフトウェアを確保するために何らか の行動を起こしたくなるに違いない。「寄付金はフリー・ソフトウェアを増殖する!」 ということを記憶に留めていただきたい。
我々への寄付金は、米国では税控除の対象となる。米ドルなら最も便利ではあるが、 我々はどのような種類の通貨でも喜んで受け入れている。また、クレジット・カー ドも利用できる(「GNU速報」参照)。
あなたの雇主が、慈善寄付に見合う寄付プログラムを用意していれば、そのプログ ラムを活用して寄付してほしい。よくわからなければ、会社の人事部へ尋ねてほし い。
$500 $250 $100 $50 other $________ その他の通貨:________
寄付しようとする額を〇で囲み、この部分の用紙を出力して、下記の住所まで寄付 金と一緒に送っていただきたい。
Free Software Foundation 675 Massachusetts Avenue Cambridge, MA 02139-3309 USA
Visa や Mastercard、JCB、Diner's Club、Carte Blanche のいずれかのクレジット・ カードを使って寄付することも可能である。
カードの種類: ____________________ 有効期限: _______________ カードの番号: _______________________________________________ 署名: _______________________________________________________
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.