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\input jtexinfo
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GNU's Bulletin January, 1993
The GNU's Bulletin is the semi-annual newsletter of the Free Software Foundation, bringing you news about the GNU Project.
Free Software Foundation, Inc. Telephone: (617) 876-3296
675 Massachusetts Avenue Electronic mail: gnu@prep.ai.mit.edu
Cambridge, MA 02139 USA
NEED TABLE OF CONTENTS wait until bull is printed. -len
@a4book
編著者: Melissa Weisshaus、 Noah S. Friedman、 Charles Hannum、Robert J. Chassell、
@indent Lisa Goldstein、Richard Stallman
イラスト: Etienne Suvasa、Jamal Hannah
日本語版作成者: 引地美恵子、引地信之
GNU's Bulletin (英語原文) は毎年に1月と6月に発行される。メイリング・リス トによる郵送サービスではない点にご注意いただきたい。GNU's Bulletin のコ ピー希望者は(訳注: 定期購読サービスはない)、その旨を記したメモと送付先住 所氏名を書いた返信用封筒(ビジネス・サイズ)に 切手(52セント)を貼ったもの(1) を本小冊子の表紙に記載された FSF へ送付していただきたい。コピー料金として 小額の寄付金も含まれていればなお良いが、必須ではない。
Copyright (C) 1993 Free Software Foundation, Inc.
いかなる媒体でも次の条件がすべて満たされている場合に限り、本小冊子をその まま複写し配布することを許可する。また、配布者は第三者に対して本許可告知 と同一の許可を与える場合に限り、再配布することを許可する。
編著者: Melissa Weisshaus、 Noah S. Friedman、 Charles Hannum、Robert J. Chassell、
@indent Lisa Goldstein、Richard Stallman
イラスト: Etienne Suvasa、Jamal Hannah
日本語版作成者: 引地美恵子(h-mieko@sra.co.jp)、引地信之 (hikichi@sra.co.jp)
連絡先住所: 〒102 東京都千代田区平河町 1-1-1 株式会社 SRA (03)3234-2611 (大代)
Copyright (C) 1993 Mieko Hikichi and Nobuyuki Hikichi
本小冊子 (GNU ダイジェスト) は、英語原文 (GNU's Bulletin) をもとに引地美 恵子と引地信之が翻訳し、加筆、解説したものである。
GNUダイジェスト (日本語版) の定期購読希望者は、ボランティア作業のため 175 円切手 @Times{} n 回 (総額相当の切手ではなく、複数枚の 175 円切手に て) を本文連絡先の引地美恵子まで送ると登録される。 原則として電話だけの郵送希望には応じかねるので、ご了承いただきたい。
原作者の意を伝えるべく英語原文の解釈に十分注意を払ったが、なお不明な点に ついては英語原文 (GNU's Bulletin vol. 1 no. 14) を参照されたい。なお、日 本のGNUユーザの事情に即した内容を加筆したため、必ずしも対訳ではない部分 があることを予めお断りしておく。
本小冊子(GNUダイジェスト)は、texinfo.texマクロの日本語版 jtexinfo (アス キー版日本語 TeX と NTT 版 JTeX に対応)、アスキー版日本語 TeX、 Sony NEWS レーザ・プリンタで作成、出力した。
@indent Michael Bushnell は GNU オペレーティング・システムに関す
る作業を行ない、GNU tar を保守している。Jim Blandy は GNU
Emacsバージョン 19 のリリースを準備し、Roland McGrath はC ライブ
ラリの仕上げ、GNU make の保守、GNUオペレーティング・システムを支
援している。
@indent Tom Lord はグラフィック・ライブラリを作成しており、Oleo とい
う GNU 版スプレッドシートを開発している。Brian Fox は、
makeinfo、info、readline ライブラリ、bash な
ど自分が作成した各種プログラムを改良し、BASH Manual を書いている。
Jan Brittenson は、C インタープリタに関する作業とGNU finger
の保守を行なっている。Mike Haertel は、GNU grep をPOSIX
に準拠させるべく作業を進め、光学式文字認識に関する作業を開始している。
David MacKenzie は、GNU の小さなユーティリティ (単独のプログラム
で、組み合わせて用いられない) のほとんどを保守している。
Melissa Weisshaus はドキュメントの編集を担当し、GNU Utilities Manual を書いている。Robert J. Chassell は FSF の事務局兼経理 担当で、我々の出版を手掛けその他の多くの作業をかかえている。
@indent Noah Friedman は GNU のシステム管理者であり、あいまいな作業 を行なっている。Lisa `Opus' Goldstein は、Gena Lynne Bean と共に 我々のオフィスで奮闘している。Spike MacPhee は ソフトウェアの管理業 務面から RMS に助力している。 Charles Hannum は、組み版やその他 の多くの作業に従事している。
@indent Richard Stallman は、Cコンパイラの保守や C Library Manual の完成に向けての作業をボランティアとして行なって いる。
@indent 最後に、メイリング・リストやgnUSENET、情報のまとめなど、電子的 JOAT (jack-of-all-trades、何でも屋) をしているボランティアは Len Tower である。
Free Software Foundation (以下、FSF と称す) は、コンピュータ・プログラム の複写や再配布、理解と修正に関する人々の可能性と権利の制限を排除すること を目的としている。これらを行なうために、我々は、あらゆるコンピュータ利用 の分野において、フリー・ソフトウェアの開発と利用を促進している。特に、 Unix と上位互換性のある「GNU」 (GNU's Not Unix.: GNU は Unix ではない) と いう名の完全な統合化ソフトウェア・システムを構成している。このシステムの 主な部分は既に動いており、現在それらは配布可能である。
我々の名前にある「free」という言葉は「自由 (freedom)」に属しているもので、 無料を意味する「free」ではない。GNU ソフトウェアの入手にあたって、お金を 支払ってもよいし、支払わなくてもよい。いずれにせよ、GNU ソフトウェアを入 手すれば 2 つの特別な「自由」を得る。1 つは、プログラムを複写する自由と、 友達や一緒に仕事をしている人に分け与える自由である。もうひとつは、ソース・ コードを公開することによって、人々が思うようにプログラムを変えられる自由 である。さらに、ソース・コードを研究したり、プログラムがどのように書かれ ているかを学習することができる。これでプログラムの移植、改良が可能となり、 変更点を他の人々と共有することも可能になる。GNU ソフトウェアを再配布す る場合は、複製をとるための実費を請求することができるし、あるいは無報酬で 配布してもよい。
たまたま役に立つフリー・ソフトウェアを配布している組織が他にもある。FSF との違いは、FSFでは新しいフリー・ソフトウェアの開発に集中し、独占システ ムを買う必要性を完全になくしている点である。
GNU を開発する傍ら、FSFは GNU ソフトウェアのテープやマニュアルの作成と配 布を配布手数料のみで行なっている。また、GNU 開発の援助のために免税物資を 受け入れている。FSF の資金源のほとんどがこのような配布サービスで支えられ ている。我々は税を免除されているので、米国での税申告の際に我々への寄付金 を控除の対象とすることができる。
【Free Software Foundation の役員構成】
社長: Richard M. Stallman 監査役・事務局: Robert J. Chassell
取締役: Gerald J. Sussman、 Harold Abelson、Leonard H. Tower Jr.
プログラムを自由に配布する最も簡単な方法は、プログラムをパブリック・ドメ インに置き、著作権を放棄することである。しかし、この方法では、誰かが著作 権を主張して利用を制限することができるので、著者の意図に反してしまう。こ れでは、他の人々のアクセスする権利や自由な再配布を否定することになる。
このような事態を避けるために、我々は GNU ソフトウェアとそのマニュアルの 著作権を斬新な方法で主張している。典型的なソフトウェア会社はこれらの自由 を束縛した著作権(copyright) を使っている。そこで、我々は前述の自由を守る ために copyleft を使っている。copyleft は合法手段である。これは、 諸権利と共に複製物を得た人がさらにその複製物に諸権利を含めて再配布すれば、 そのソース・コードを読み、改良することができるというものである。ソース・ コードと諸権利は法律的に切り離すことはできない。
GNUプロジェクトで使うcopyleftは、著作権告知とGNU一般公有使用許諾書 (GPL、 GNU General Public License) を兼ね備えている。GPL とは基本的に、前 述の自由について (数頁にわたる法律文書特有の言い回しで) 述べた複写のライ センスである。また、GNU ライブラリ一般公有使用許諾書 (LGPL、GNU Library General Public License) を用意しており、GNU のライブラリを含ん でいるものに適用している。このライセンスは、GNU のライブラリを特定の条件 下で、所有者の実行形式にリンクさせることを許可するものである。完全な使用 許諾書の写しは、配布される全ての GNU ソース・コードや我々が発行するマニュ アルの多くに入っているが、ご希望の方にはその旨が明記されたメモを本小冊子 の表紙に記載された FSF へ送れば、FSF からその印刷物を郵送する。
ただし、ライブラリ・ライセンスは、実際には戦略上の後退である。GNU ソフト ウェアを基にしたプログラムは、できる限りフリーにしなければならない点を 強調したい。しかし、ライブラリの場合は、フリー・ソフトウェアにおいてのみ 用いられるということを強調すると、フリーなアプリケーションを奨励するどこ ろか、むしろライブラリの使用を踏みとどまらせるということがわかった。
我々は、あなたのプログラムやドキュメントを copyleft で保護するように強く 勧めており、誰にでもそれらを保護することができるように手続きを簡単にした。 どちらのライセンスもその適用方法についての詳細は、それぞれのライセンスの 最後に記述されている。
libg++とlibcは両方ともライブラリ一般公有使用許諾書
(LGPL、GNU Library General Public License) で保護されている。
LGPL の条件にしたがって、
これらのライブラリのいずれかにリンクしている市販のアプリケーションを使っ
ているか?
我々はそこのところを是非知りたいので、電
子メイルでgnu@prep.ai.mit.eduへあてるか、あるいは表紙に記載され
た FSF まで手紙を出していただきたい。
Free Software Foundation はいかなる技術サポートをも提供していない。ソフ トウェアは作成しているものの、本来の作業に集中した方がよいので、サポートを提 供して生計を立てているその他の人々のために残してある。医者や弁護士が今日 行なっているのと同様にプログラマも、サービスを提供する職業だと考えている。 医者や弁護士の医学的な知識や法律の知識はそれ自体フリーに再配布できるもの で、開業医や弁護士はその配布とサービスに対して課金している。
我々は、サポートやその他のコンサルタント・サービスを提供する人々のリスト
を管理している。これを GNU サービス名簿 (GNU Service Directory) と呼ぶ。
このリストは、GNU Emacs 配布テープの中のファイル `etc/SERVICE'、GCC
配布テープの中のファイル `SERVICE'、prep.ai.mit.edu マシン上
のファイル `/pub/gnu/GNUinfo/SERVICE' に入っている。このディレクト
リの写しを入手したい人、あるいはリストに載せてほしい人は我々に連絡してい
ただきたい。
GNU ソフトウェアに欠陥を発見したら知らせてほしい。我々は、アナウンス用と
バグ報告や質疑応答用に多くの Internet メイリング・リストを持っている。こ
れらのメイリング・リストは、ニュース・グループ gnu.*という USENET
ニュースへ転送される。表紙にある電子メイル・アドレスへ申し込めばメイリン
グ・リストの一覧を入手することができる。
Internet をアクセスできない場合は、電子メイルや UUCP に接続されている USENET ニュース経由の情報が入手可能である。地域の UUCP サイトや次に示す ような商用 UUCP サイトへ問い合わせる方法がある。
UUNET Communications Services,
3110 Fairview Park Drive - Suite 570,
Falls Church, VA 22042
USA
電話: (703) 876-5050
電子メイル: info@uunet.uu.net
我々がバグ報告を受け取ると、ソフトウェアをより良くするために、たいていは 問題を解決しようと努力する。我々のバグ修正は、個々に対応しているように見 えるかもしれないが、実際にはそうではない。我々の仕事は非常に多いので、そ の対応が共同体全体の支援になるように焦点を絞らなければならない。我々には 個々に対応するほどの資源はない。我々からパッチ・ファイルを送る場合がある。 それはバグの修正部分をテストし、品質を保証するのに役に立つ。報告されたバ グを我々が解決していなければ、バグ報告用のメイリング・リストを読んでいる その他の多くのユーザから、回答を得られるかもしれない。さもなければ、サー ビス名簿を利用してほしい。
従って、インストール・スクリプトがどのように動かないのか、マニュアルのど の部分が不明確なのか、といったことを我々に知らせてほしいのであって、ソフ トウェアのインストール方法や使い方を我々に尋ねないでほしい。
我々がこれまで触れていなかったフリー・ソフトウェアをサポートする企業が数 社ある。こういったサービス会社を利用するように我々は強く勧める。なぜなら ば、サポート会社を選択することは、自分だけでなくその産業にも役に立つから である。FSF はこれらの企業とは何ら関係がない。その他のサポート会社の住所 については、サービス名簿でご相談いただきたい。
Signum Support ABsignum@signum.seBox 2044ingwa@isy.liu.seS-580 02 Linkopingpen@lysator.liu.seSweden +46 (0)13 21 46 00 (電話番号) +46 (0)13 21 47 00 (fax)
Hundred Acre Consultinginfo@pooh.com1280 Terminal Way, Suite 26uunet!heather!infoReno, NV 89502-3243 USA +1-702-329-9333
gzip は、compress の代替品で GNU 版である。現在、 @Beta{}
リリースである。gzipはcompressよりもデータ圧縮効率がはるか
に良い。gzipを使って圧縮されたファイルの大きさは通常、
compress の場合の 2/3 になる。さらに、gzip は
compress よりも処理速度が遅いが、gunzip は
uncompres よりも高速である。これはソフトウェアの配布には重要であ
る。
FSAG fsag@eurom.fsag.incom.de
c/o Michaela Merz phone: ++49-69-6312083
Heimatring 19 bbs: ++49-69-6312934
6000 Frankfurt/Main 70 Germany bbs: ++49-69-6312083
fidonet: fsag, 2:247/14 bbs: ++49-69-634588
ヨーロッパにいて大西洋を越えてのビジネスが不便ならば、GNU プロジェクトを
支援する方法の1つとして、FSAG から GNU ソフトウェアを入手することを勧め
る。
wdiff 0.4、screen 3.2b、Termcap
1.1 が最近、ユーティリティ・テープに追加された。詳細は、「ユーティリティ・
テープの内容」を参照のこと。
japan@gnu.ai.mit.edu ) にて問い合わせていただきたい。)
Free Software Foundation への寄付金を奨励するために、Cygnus Support は社 員からの寄付金を、そして Cygnus の顧客とその社員が寄付金を募るような計画 をたてている。それは申し出があった寄付金と同額を Cygnus 社が追加して寄付 するというものである。
Cygnus Supportは、寄付金を社員から募り、Cygnus 社の寄付金を社員あたり 1000 ドルを上限として換算して社員の寄付金に追加する。一方、Cygnus 社の顧 客とその社員からの寄付にしては、顧客 1 件につきその寄付金の 50% の (ただ し 1,000 ドルを上限とした) 寄付金を Cygnus 社が顧客からの寄付金に追加し、 FSF へ送金しようというものである。 Cygnus Support からの寄付金は 1993 年 には総額 10,000 ドルになるだろう。
Free Software Foundation 宛ての寄付金を Cygnus Support へ送ると、四半期 単位で FSF へ送金される。FSF では、([訳注: 米国では] 税控除になる) 寄付 金を送ってくれた人を把握するために、その人へ領収書を発行する。FSF へ直接 送られた寄付金ついては、上述の Cygnus 社による倍増計画の対象にはならない。
Andrew Toolkit は、グラフィック・ユーザ・インタフェースとアプリケーショ ン・パッケージのための拡張性の高いオブジェクト指向ツールキットである。幅 広く使われているアプリケーションとして、Andrew Message System (AMS) があ る。Andrew Toolkit は、GNU プロジェクトの「オプションの」 X Window テー プと、GNU プロジェクトのソース・コードがおさめられた CD-ROM に入って配布 されている。
だいぶ昔、数人の人から、Toolkit がまだフリーかどうかを尋ねられたことがあっ た。Andrew Toolkit コンソシアムでは、Toolkit と AMS をフリーに使用、配布 可能なバージョンとして作成し続けるつもりでいる。しかし、(常にあることだ が) そこには落とし穴がある。コンソシアムの会員は、いち早く、しかも頻繁に 最新版を入手する。これがコンソシアム会員への特典であり、引き続き会員でい ることの別の誘因である。
Richard Stallman
ようやく、compress に匹敵し (実際にはもう少し良いが)、さしあたり
特許に触れていないデータ圧縮プログラムができあがった。その名は
gzipで、Jean-Loup Gailly (jloup@chorus.fr) が作成した。
gzip で圧縮すると、独自の新しい形式のデータを生成する。LZW アルゴ
リズムのために、compressと互換の圧縮方法を組み込むことはできない。
しかし、特許では復元を禁止していないので、gzip は compress
で圧縮されたファイルを認識し、適切に復元するように設計されている。
gzip では、圧縮ファイル名に `.z' という拡張子が付く。これを
採用したのは、GNU tar やEmacs 19 の Dired モードなどの GNU プログ
ラムで、圧縮に関するオプションやコマンドに `z' を採用していることと、
圧縮ファイル名に `z' 以外の名前を付けるのは自然ではなく、また覚えに
くいからである。この拡張子は、compact プログラムの場合と一致する
が、そのことは大した問題ではないと思われる。compact 形式のファイ
ルの配布は普及していないからである。
gzip を採用するために、prep.ai.mit.edu マシン上の我々の
FTP 配布ファイルを徐々に変換している。compress の配布をすぐにでも
中止したい。GNU システムでは、compress コマンドを実行すると
gzip が起動されるようにする計画である。
gzip は、我々の知る限りでの特許を侵害していないと思うが、聞き及ば
ないその他の特許を侵害する可能性は常にある。今では特許に触れていないとし
ても、新しいソフトウェア特許が毎日認められているので、gzip で採用
されているアルゴリズムがもうすぐ特許となるかもしれない。1991年9月に、別
のデータ圧縮プログラムのリリースから 1 週間後に、そのプログラムが採用し
ていたアルゴリズムを含む特許が認められた。我々はそのプログラムを 2 度とリ
リースすることはなかった。
残念ながら、特許はどのようなソフトウェア開発作業をも危うくしており、法律
を変えるための政治活動を起こさない限り、そのような特許から事実上身を守る
ことができない。compress の作成者と、1991年に危うく採用するところ
だったプログラムの作成者が共に LPF に参加している。
プログラミング自由連盟 (League for Programming Freedom、LPF) では、 ソフトウェアを書く自由を保護することを目的としている。この自由は、 「look-and-feel」 (見栄えとその使い勝手) インタフェースの著作権訴訟と、 ソフトウェア特許によって脅かされている。LPF はフリー・ソフトウェアや FSF を推奨しているのではない。
連盟のメンバーには、プログラマや企業家、学生、教授、数社のソフトウェア会 社が登録されている。
連盟への申込用紙からの抜粋を次に示す。
@indent 『プログラミング自由連盟は、プログラムを書く自由を取り戻すこと に時間を割こうとする教授や学生、社会人、プログラマ、ユーザによる草の根的 な組織である。この連盟は、個々のプログラムを著作権で保護した連邦議会のよ うな合法的な組織に反対しているわけではない。我々の目的は、特に関心のある ものに対して判決が下された最近の変遷に反対することである。』
年会費は、プログラマや管理職、教授は 42 ドル、学生は 10.50 ドル、その他 は 21 ドルである。
申込方法は、次の項目に答えた用紙と一緒に小切手を連盟へ送っていただきたい。
連盟は Free Software Foundation とは関係なく、自体がフリー・ソフトウェア の組織でもない。FSF が連盟を支援するのは、IBMよりも小さな一ソフトウェア 開発者がソフトウェア特許によって危うくされるからである。あなたも危機に陥っ ているのだ! あなたやあなたの雇主が訴えられるまで問題を無視しているのは容 易であろうが、実際に事が起きる前に備えることのほうがより賢明である。
連盟の住所を次に示す。
League for Programming Freedom
1 Kendall Square - #143
P.O. Box 9171
Cambridge, MA 02139
USA
Phone: (617) 243-4091
Email: lpf@uunet.uu.net
League for Programming Freedom
1 Kendall Square - #143
P.O. Box 9171
Cambridge, MA 02139
USA
電話番号: (617) 243-4091
電子メイル: lpf@uunet.uu.net
まだ決意しかねる方は、詳細な情報を LPF へ請求する手紙を書くか、
あるいは Internet メイルにて lpf@uunet.uu.net
へ問い合わせていただきたい。
recover-file があればそのバッファの取消履歴に読み込むことになる。
malloc の高速なバージョンを作成した。GNU 正規表現関数
(regex) は POSIX 1003.2 の規格をほとんど満たしており、新しくてよ
り高速な正規表現がもうすぐリリースされるだろう。
GNU stdio は、2〜3 個の C 関数を新たに記述すれば新しいストリーム
を定義することができる。fmemopen 関数は、文字列上でストリームをオー
プンするためにこの方法を採用しており、必要に応じて文字列を拡張できる。自
分で printf 形式を定義すると、自分の書いた C の関数を使うことも可
能である。ユーザからの入力でフォーマット文字列を安全な方法で処理する方法
も考えられる。例えば、printf のような関数を他の言語向けに用意する、
等。拡張 getopt 関数は、長いオプション名オプションの解析のために、
多くの GNU ユーティリティ内で既に用いられている。
現在のバージョンは 1.05 である。バージョン 1.06 では、SVR4 と Solaris 2
を完全にサポートし、Linux 用をさらに改良する予定である。 詳細は、「体験
テープの内容」を参照のこと。
GNU C Library Reference Manual は、Unix では何を「ライブラリ関数」
と呼び、何を「システム・コール」と呼ぶのかを含めて全てのライブラリの機能
について記述している。これは初めてのリリースであり、改訂や改良を行ないた
いので、それをを bug-libc-manual@prep.ai.mit.edu へ送っていただ
きたい。さらに安定するまで印刷する予定はない。
altdorf.ai.mit.edu マシン
の `/archive/scm' ファイルやnexus.yorku.ca マシンの
`/pub/scheme/new' ファイルからanonymous FTP で 入手可能である。
FSF ではまだ、これをテープで配布していない。IBM PC 用のフロッピー・ディ
スクでソース・ファイルと実行ファイルを希望する場合は、次の所へ $99.00 を
送ればよい (訳注: これは米国内対象の料金である)。
Aubrey Jaffer 84 Pleasant Street Wakefield, MA 01880 USA
make
GNU make バージョン 3.63 はリリースされたばかりである。新しい機能
として、GNU 標準の configure スクリプトや長い名前のオプショ
ンのサポート、柔軟な環境変数のサポート
include 命令の改良がある。
GNU make は POSIX.2 の規格に完全に準拠しており、コマンドの並列実行、
柔軟な暗黙的なパターン規則、条件実行、強力なテキスト操作関数もサポートす
る。
lord+@andrew.cmu.edu) に連絡のこと。Oleo 関連のバグ報告は、
bug-oleo@prep.ai.mit.edu へ送っていただきたい。詳細は、「体験テー
プの内容」を参照のこと。
ghostview@cs.wisc.edu ) が複数ページのファイルを
扱うプリビューを作成した。Ghostview という名前で、Ghostscript のフロント
エンドである。
(Postscipt 言語を扱いたくないクライアントのために) C 言語の呼び出し可能
なグラフィック・ライブラリも入っており 、IBM PC や EGA、VGA、SuperVGA グ
ラフィックを扱う IBM PC とその互換製品もサポートしている。
(但し、これについては FSF のスタッフに尋ねないでほしい。我々は PC を使っ
ていないし、PC マシンを習得する時間もないからである。)
groff
James Clark は groff (GNU troff とその関連プログラム) を完
成させた。現在、バージョン 1.06が配布可能である (「ユーティリティ・テー
プの内容」を参照)。groff は C++ で記述されており、GNU C++
バージョン 2.3以降を使ってコンパイルする。
groff に発見されたバグは修正するが、重要で新しい開発は現在予定し
ていない。しかし、groff ユーザには拡張コードを寄与するように奨励
している。最も必要とされる作業は、Texinfo 形式のドキュメント、
grap エミュレーション (グラフを組版するための pic プリプロ
セッサ)、pm のようなページ記述ポストプロセッサ (「Computing
Systems」 Vol. 2、No. 2 を参照)、pic 用の ASCII 出力クラスであ
る。これを用いればpic を Texinfo に統合することが可能となる。
バグを報告してくれた全ての人々に感謝する。
makeinfoとInfoリーダの infoが入っている。どちらも C 言
語で記述されており、GNU Emacs には依存せず単体で動作する。
Stuart Cracraft cracraft@ai.mit.edu
P.O. Box 2841
Laguna Hills, CA USA 電話番号: (714) 770-8532
g77)
GNU Fortran が内輪の @Alpha{} テスト(専門家の小グループがテスト) 中で、
まだ公にはリリースされていない。
@Alpha{} テストでは、大部分が新しいコードなのでg77 のフロントエン
ドのテストが第1目的になっている。2番目の目的は、フロントエンドとバックエ
ンド間の統合テストである。現在、ここには多くのバグがあるように思われる。
3番目は、GNU バックエンドで生成されるコードの品質である。
GCC のフロントエンドとしての Fortran に興味がある人のためにメイリン
グ・リストがある。登録はその旨を
info-gnu-fortran-request@prep.ai.mit.edu へ、また、GNU
Fortran の作者や現在の保守担当者への連絡は
fortran@gnu.ai.mit.edu へ宛てればよい。
tar の新バージョンと新マニュアルがじきにリリースされる。マニュア
ルでは、バックアップのとり方、リストアの方法、メディアの交替のためにファ
イルをどのように入れるか、などtar と関連プログラムについて記述し
たものになる予定である。
libc であり、既に配布可能となっている。
ソフトウェア以外にも 「フリーに再配布可能」 なものがある。フリーに再配布 可能な情報を提供している組織のごく一部を次に示す。
mrcnext.cso.uiuc.edu マシン (`/etext'ファイル)
や oes.orst.edu マシン (`/pub/almanac/etext'ファイル)
など、数多くの FTP サイトから入手可能である。Bitnet からのテキストの入手
方法は、「HELP」という単語をメッセージ本文に記述して
BITFTP@PUCCへ問い合わせれば、入手方法が電子メイルで送られて
くる。あるいは、Usenet グループ bit.listserv.gutnberg を参照
のこと。
obi.std.com マシンから anonymous FTP でアクセスすることができ
る。また、モデム (617-739-9753、8N1) から world.std.com マシ
ンに入り、 (newでログインすると) このような情報をアクセスするため
のアカウントを作ることができる。world というアカウントは、接続時
間に対して課金される (詳細は office@world.std.com へ問い合わ
せのこと)。
jgoodwin@adcalc.fnal.gov) は、「フリーロア
(FreeLore) 」 と呼ばれるプロジェクトで作業している。目標の 1 つは、有用
でしかも copyleft で保護された教科書の中核を作成することである。現在、中
高生から大学 1-2 年の学生向け履修科目のプロトタイプを入力している。カリ
キュラムでは Texinfo を採用している。フリーロア・プロジェクトではボラン
ティアを募集している。詳細は、Goodwin氏へ連絡のこと。@end itemize
Melissa Weisshaus
世界中のユーザが GNU やその他のフリー・ソフトウェアを容易にアクセスでき るようになっている。米国のユーザは、いつでも FSF の FTP サイトやその他の FTP サイトから多くのフリー・ソフトウェアを入手している。最近では、フリー・ ソフトウェアを扱う企業や FTP サイトが世界中に出現し、ヨーロッパやアジア、 オーストラリアのユーザに対して、GNU やその他のフリー・ソフトウェアをさら に容易に入手しやすくしている。そして、GNU ソフトウェアによる営利的な共同 体が世界中で利益を上げている。
数社が GNU やその他のフリー・ソフトウェアのサポートや開発、あるいは配布 でビジネスを開始している。例えば、日本の Wingnut、ドイツのフリー・ソフトウェア 協会 (Free Software Association of Germany)、スウェーデンの Signum Support AB などがある。また、モスクワの 「GNU 開発センター(Center for GNU Development)」 は、GNU ドキュメントをロシア語に翻訳している。
現在、北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの 10ヶ国にある FTP サイト から GNU ソフトウェアが配布可能である。FTP サイトの国際的なリストや自分 の地域の FTP サイトについては、「GNU ソフトウェアの入手方法」 の最新リス トを参照のこと。
1992年12月に、FSF はソフトウェア技術者協会との共催および日本Unix ユーザ 会の後援により、東京GNUテクニカル・セミナーを開催した。コンファレンスは 大成功で、130 人を越える熱心な GNU ファンが参加した。1993年4月には、モス クワでコンファレンスが開催され、Richard Stallman もそれに参加する予定で ある。
日本の GNU ソフトウェアに関する開発状況の詳細は、「東京GNUテクニカル・セ ミナー」と「日本におけるGNU」を参照のこと。モスクワ・コンファレンスの詳 細は、「モスクワ・フリー・ソフトウェア・コンファレンス」を、ドイツ・フリー・ ソフトウェア協会 (Free Software Association of Germany) については「GNU 速報」を、Wingnut と Signum Support AB については「本拠地から離れた場所 でのフリー・ソフトウェアのサポート」を参照のこと。
AMIX (Commodore マシンの SVR4仕様の Amiga 2000と3000用Unix) のバージョン 2.1 には GCC で作ったカーネルが入っている。公式表明の理由によると、さら に性能が良くなるから、とのことである。
引地美恵子 (h-mieko@sra.co.jp) と引地信之
(hikichi@sra.co.jp) は、日本で GNU プロジェクトに関する作業を続
けている。彼らは、GNU 情報の翻訳、コラムの執筆、寄付の呼びかけ、そして
GNU について人々の相談にも答えている。GNU 一般公有使用許諾書、バージョン
1 の日本語版は完成しており、バージョン2の日本語版を作成するための助言も
行ない、もうすぐ配布可能になる予定である。また、最近開催した東京GNUテク
ニカル・セミナーでも弛まぬ助力を提供した。
日本語化された Emacs (nemacs) と Epoch (nepoch) が現在入手
可能である。どちらも日本では広く使われている。
Emacs の一種である MULE (MULtilingual Enhancement of GNU Emacs) は、同時
に多くの文字コードを扱うことができる。Mule で提供される機能は、最後には
FSF バージョンの Emacs に組み込まれる予定である。半田剣一
(handa@etl.go.jp) が MULE の @Beta{} テストを行なっており、
sh.wide.ad.jp:/JAPAN/mule や
etlport.etl.go.jp:/pub/mule からソース・ファイルを FTP するこ
とができる。
(株)ビレッジ・センターでは、GNU Emacs Lisp Reference Manual の 日本語訳を印刷し、さらに Texinfo 形式のソース・ファイルを各種の電子 掲示板にアップロードしている。彼らはマニュアルの配布によって得た 利益の一部を FSF に寄付している。住所は、「〒 182 東京都調布市富士見町 2-2-12」である。
日本の商用パーソナル・コンピュータ・ネットワークで通信するグループでは、
MIPS アーキテクチャの CPU を使い、copyleft で保護したハードウェア設計図
(回路図) と関連ソフトウェアを作成、配布している。t2 と呼ばれる
OS で、GCC と GDB をシステムのコンパイラやデバッガとして採用している
Unix のサブセットである。また、386BSD と Mach カーネルの両方を基にした
MIPS-BSD も動作する。
日本の多くのグループが GNU ソフトウェアを配布している。それには、JUG (PC
ユーザ・グループ)、日経 BP 社やアスキー (出版社)、富士通の FM Towns ユー
ザ・グループなどがある。anonymous UUCP による配布も日本で行なわれており、
その UUCP についての詳細は toku@dit.co.jp へ問い合わせのこと。
また、GNU ソフトウェアを直接 FSF へ発注することも可能である。なるべくそのよ うにしてほしい。150 本のテープの注文で 1 人のプログラマを 1 年間雇うこと ができ、結果としてより多くのフリー・ソフトウェアが作成されるからである。
FSF では nemacs、nepoch、MULE のテープ配布は行なっていない
が、nemacs は現在、GNU ソース・コードの入った CD-ROM に含めて配布
している。
FSFは ソフトウェア技術者協会(SEA) との共催、および日本Unixユーザ会 (JUS) の後援により、1992 年 12 月 2 日と3 日の二日間、東京GNUテクニカル・セミ ナーを開催した。講演者は Richard Stallman、Michael Bushnell、半田剣一が、 日本語通訳は Bob Myers と David Littleboy が行なった。また、FSF から新し くリリースされた GNU ソース・コードの入った CD-ROM や GNU T シャツが披露 された。
130 人以上もの参加者が集まり、多くの出版社が出席し、Richard Stallman の 記者会見が行なわれた。(じきに出版される「朝日パソコン」の表紙の説明を参 照。) 特定の地域で十分に関心が集中するのであれば、日本や他の場所の両方で セミナーを企画しようと考えている。
Unixフェア'92 では、12月の 9日から 11 日まで、FSF のブースの開設と展示を行 なった。ブースを JUS が提供し、JUS の有志の助力があった。このフェア では、将来、日本のその他の Unix のイベントへ、我々の出展も期待できるほど の成功であった。
Richard Stallman は、同月10日に (株)東芝で 70 人の参加者を集め、翌11日に は青山学院大学にて講演した。
セミナーもブースの開設も我々の期待以上に成功した。個人のスポンサーやユー ザ・グループから多くの自発的な寄付金をいただき、我々のいろいろなイベント を進んで手伝いに来てくれた熱心なボランティアのその数に驚かされ、また喜び を感じた。
フリー・ソフトウェアに関するコンファレンスが、1993年4月19日から23日まで モスクワで開催される。Unix ユーザ・グループ協会 (正式には Soviet Unix Users Group)、システム・プログラミング・ロシア・センター (Russian Center for Systems Programming)、科学技術情報国際センター (International Center for Scientific and Technical Information) が主催する。
北米、ヨーロッパ、日本からの参加者が予想される。 Free Software Foundation の創立者である Richard Stallman も含む。
主なテーマを次に示す。GNU プロジェクトとその他の FSF プロジェクトの現在 の進捗状況、オープン・システム環境におけるフリー・ソフトウェアの移植性、 フリー・ソフトウェアの使用経験、 教育と研修という観点から見たフリー・ソフトウェア、 フリー・ソフトウェアの法的側面、 ロシアやその他の旧ソビエト連邦地域における近代化 と民主化に対するフリー・ソフトウェアの妥当性、フリー・ソフトウェアへの貢 献方法。
コンファレンスの主催者は、独創的な設計や論文、アイデアの投稿を 求めており、ハードウェア・メーカやソフトウェア会社の参加を歓迎している。
詳細な情報は、次に示すプログラム委員会の委員へ問い合わせのこと。
モスクワでは
Sergei Kuznetsov (kuz@ivann.delta.msk.su、
+7-095-272-4425) へ。Kuznetsov 氏は議長をつとめる。
また、
Peter Brusilovski
( plb@plb.icsti.su、 +7-095-198-7055 )、
Dmitry Volodin ( dvv@hq.demos.su、 +7-095-231-2129 )
へ問い合わせることもできる。ボストンでは、Geoffrey S. Knauth
( gsk@marble.com、 +1-617-891-5555 ) へ。
『...もし、ニュートンの指定した相続人へロイヤリティを払わなければ、 その計算方法に関するいかなる学習と利用、研究をも行なってはならない、とい う判決を法廷が下したとすると、微積分学はほとんど役に立たなかっただろうと いうことを想像してみなさい。』
-- The Independent, October 5, 1992
次に示す援助を望んでいる。
gnu@prep.ai.mit.edu へ問い合わせのこと。
gnu@prep.ai.mit.edu へ知らせてほしい。
GNUソフトウェアが有益であることがわかり、特にソース・コードをフリーにする ことで何らかの利点を得たならば、そのことを他の人に伝えてフリー・ソフトウ ェアを広めるようなそんなサポートを希望する。例えば、出版物や内部のプロジ ェクト報告書で次のように述べる。
「
fubarユーティリティを修正することができたので、我々の固有の要 求が満たされた。それはフリー・ソフトウェアだからこそ成功したので ある。それによって、XYZプロジェクトの作業が予定より半年も早く完了した。」
ユーザや管理者、友達に知らせてほしい。そして、そのコピーを我々のところに 送ってほしい。よろしく!
GNU マニュアルでは基礎的な概念について説明し、各プログラムの全ての機能の 使い方やコマンドの使い方例を示している。GNU マニュアルは、Texinfoソース・ ファイルに記述されており、ハードコピー用と、メニュー指向の Info システム でアクセスするオンライン形式の両方に変換される。これらは我々のソフトウェ アと共に提供され、製本されたマニュアルとしても配布している。詳細は「GNU 注文票」を参照のこと。
Emacs Manual は、GNU Emacsの使い方について説明したものである。マニュ アルには、アウトライン・モードや正規表現の検索、CやLispなどの言語を使っ たプログラム作成に便利で特殊なモードの使い方、等の高度な使い方も載ってい る。
Emacs Lisp Reference Manual は、プログラミング言語 GNU Emacs Lisp に ついて詳説したものである。データ・タイプや制御構造、関数、マクロ、構文表、 検索、一致、モード、ウィンドウ、キー・マップ、バイト・コンパイル、マーカー、 オペレーティング・システム・インタフェース、等が載っている。
Texinfo Manual は、オンラインの Info ドキュメンテーションと組版され たハードコピーの両方を生成するために用いられる記述言語について説明したも のである。表や箇条書、章、ノード、索引、相互参照の作り方だけでなく、GNU EmacsによるTexinfoモードの使い方や誤りの見つけ方も載っている。
GAWK Manual は、GNU 版 awk の使い方について説明したものである。
awkを使ったことのない人を対象とする。この強力な文字列操作言語の特
徴はこのマニュアルに全て網羅されている。
Make Manual は、他のプログラムを部分的に再コンパイルして使う GNU
make プログラムについて説明したものであ。マニュアルでは、makefile
の書き方やプログラムのコンパイル方法、ファイルの依存関係の記述方法につい
て説明している。このマニュアルの最新バージョンでは、依存関係の自動生成に
関する節の追加だけでなくバージョン 3.63 の新しい特徴や初心者のための入門
編の章も導入した。
GDB Manualは、GNUデバッガの使い方について説明したもので、デバッ ガの制御下におけるプログラムの実行方法、プログラムの実行中の データの表示や変更、制御の変更方法について書かれている。また、 GNU Emacs 上でのGDBの使い方についても載っている。
Bison Manual は、 Bison プログラムのための自由文脈文法の書き方について説明したものである。 Bison は C 言語のプログラムを生成する。構文解析部生成系について予備知識 のないユーザを対象とする。
Flex Manual は、flex プログラム用の字句解析の定義の書き方につ
いて説明したものである。flex は、指定されたパターンを認識するよう
な、C で記述された字句解析プログラムを生成するプログラムである。字句解析
部生成系について予備知識のないユーザを対象としている。
Using and Porting GNU CC は、GNU C コンパイラの起動方法、インストール 方法、移植方法について説明したものである。現在、2つのバージョンのGCC (バー ジョン1とバージョン2) を配布しており、それぞれのドキュメントの内容が異なる。
Termcap Manual には、「ユーザが知りたかったことの2倍」のことが書い
てあるとよく言われる。これには、termcap のデータベースの形式、端
末の性能についての定義、端末の仕様の探し方についての説明が載っている。こ
のマニュアルは主にプログラマを対象としている。
Emacs Calc Manual には、Calc の入門編とリファレンス編の両方が載ってい る。普通の演算子の使い方、Calc による代数や計算、その他の数式の使い方、 Calc の拡張方法について説明している。
Free Software Foundation から配布するソフトウェアと出版物には、コピーと 配布の許可を付けて配布している。GNU ソフトウェアを入手する最も簡単な方法 は、誰か他の人からコピーさせてもらうことである。
配布テープや CD-ROM ならば、FSF へ注文すれば直接 GNU ソフトウェアを入手 することができる。FSF スタッフのための資金源はそのような注文で支えられて いるので、なるべく FSF へ発注して我々をサポートしていただきたい。「GNU 注文票」を参照のこと。
Internetにアクセスする場合は、GNU ソフトウェアを anonymous FTPで
prep.ai.mit.edu (IP アドレスは 18.71.0.38)マシンから入手す
ることができる。詳細な情報は
`/pub/gnu/GETTING.GNU.SOFTWARE' ファイルを参照のこと。
我々のソフトウェアを配布している第三者のグループもある。我々とは一緒に作 業していないが、別のフォーマットでソフトウェアを用意している。読者のため に、そのグループのリストを示す (「マイクロコンピュータ用のフリー・ソフト ウェア」も参照)。 ここで注意してほしいことは、Free Software Foundation とは密接な関係では 『ない』 ので、彼らの扱う現在のバージョンや問い合わせ に対して迅速に回答する責任は負わない。
次に示すTCP/IP Internetの複数のサイトで GNU ソフトウェアを anonymous FTP
で入手できるようにしている。(ftp プログラムでバイナリ・モードにし、
プロンプト user: には anonymous と入力し、プロンプト passwd: には
あなたの名前を入力する。)
archie.au、utsun.s.u-tokyo.ac.jp、ftp.cs.titech.ac.jp
ugle.unit.no、ftp.stacken.kth.se、
sunic.sunet.se、 isy.liu.se、 ftp.win.tue.nl、
ftp.informatik.tu-muenchen.de、 ftp.denet.dk、
ftp.eunet.ch、 nic.switch.ch、 nic.funet.fi、 ftp.eu.net
labrea.stanford.edu、 jaguar.cs.utah.edu、
cc.utah.edu ftp.cs.widener.edu、
wuarchive.wustl.edu、uxc.cso.uiuc.edu、
gatekeeper.dec.com、 mango.rsmas.miami.eduftp.uu.net (under `/packages/gnu')
SPAN ネットワークの人は rdss::corbet に問い合わせることができる。
JANET ネットワークの人は src.doc.ic.ac.uk:/gnu の下を参照のこと。
UUCP で入手可能な GNU プログラムがある。 Ohio 州立大学では、UUCP による
方法を定期的に USENET の comp.sources.d に投稿している。また、次
の人々に問い合わせると電子メイルで UUCP の使い方を送ってくれる。
hao!scicom!qetzal!upba!ugn!nepa!denny、 uunet!hutch!barber、 src@contrib.de (Europe)、 james@bigtex.cactus.org、 acornrc!bob、 uucp@cis.ohio-state.edu、 and info@uunet.uu.net
Internet でアクセスできない人は、UUCP 経由の電子メイルによる情報入 手が可能で、詳細は「フリー・ソフトウェアのサポート」を参照のこと。
『いろいろな発明から非常に多くの利益を享受しているのだから、 自分のどんな発明でも他人に分け与えることを喜びとするべきである。』
--Benjamin Franklin
FSF が提供する Unix ソフトウェア・ソースの配布テープは tar形式で
入っており、次の種類の媒体を扱っている。1600 bpi (9トラック) リール・テー
プ、8mm Exabyte カートリッジ、Sun QIC-24 カートリッジ、 Hewlett- Packard
(16トラック) カートリッジ、 IBM RS/6000 QIC-150 カートリッジ (RS/6000
Emacs テープには Emacs のバイナリも含む)。また、CD-ROM だけでなく、特定
の GNU ソフトウェアを入れた MS-DOS フロッピー・ディスク (「MS-DOS の配布」
を参照) や、ソース・ファイルと VMS の実行形式の入った GNU EmacsおよびGNU
C コンパイラ用の VMS テープも提供している。
Unix システム用の各種9トラック・テープとカートリッジ・テープの内容は (RS/6000 Emacs テープ用の場合以外は) 同じで、媒体の種類だけが異なる (「GNU 注文票」を参照)。Texinfo 形式のドキュメント・ファイルも含む。 バグ報告を歓迎する。
各種テープに入っているファイルによっては、テープにおさめるために圧縮され
ているものがある。それらの復元方法は各テープの冒頭に入っている最上位のファ
イル `README' を参照のこと。uncompress は動作しないかもしれ
ない!
プログラム名に含まれているバージョン番号は、この小冊子の発行時点のもので ある。配布テープを注文の際に、プログラムが更新されている可能性があるので バージョンが上がっていることがある。
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