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出し,設計時に具体的な実現方法を検討します.例えば,多くのエンティティオブジェクトは永続性を持つ必要がありますが,永続性の実現方法はストレージにより異なります.本来,オブジェクトはアーキテクチャに依存するメカニズムを知る必要はありませんから,例えば,永続性が必要なクラスの責務(操作)としてDBへの保存やDBからの抽出を持たせるべきではないということが出来ます.

RUPでは分析メカニズムを,新たにクラスを追加することによって(多くの場合,デザインパターンを使って)設計,実現します.次の例はRDBMS用の永続性メカニズムの設計例です.永続性を持たせる必要のあるオブジェクトに対し,DBプロキシオブジェクトを用意することにより,元のオブジェクト(下図では永続性オブジェクト)には永続性に対する責務を与えないようにしています.

以上,手順を駆け足で説明してきました.今回の例は抽象的でしたので,次の機会には具体的な例でご紹介できたらと思います.

RUP/UML参考図書

  • ラショナル統一プロセス入門  P.クルーシュテン著 ピアソン
  • UMLによる統一ソフトウエア開発プロセス  G.ブーチ,J.ランボウ,I.ヤコブソン著 翔 泳社
  • UMLユーザガイド  G.ブーチ著 ピアソン
  • The Unified Modeling Language Reference Manual J.Rumbaugh, G.Booch, I.Jacobson Addison-Wesley 

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