| 「これからはUMLだと思ってばっちりマスタしたんだけどね」
「うまくいかなかったの ?」
「うん.クラス図は結構よく書けてると思うんだけどな.シーケンス図も作ったし」
「どのプロセスを使ったの ?」
「プロセス?なにそれ」
モデリング言語としてUML(Unified Modeling Language)が普及しつつありますが,UMLに対する誤解も多いように思います.代表的なものとしては「UMLはオブジェクト指向方法論である」というのがあります.そのため「UMLを習得すればオブジェクト指向に基づく分析設計実装ができるようになる」という期待をいだいてUMLを学習しても,なかなか効果が上がらないケースが多いのではないかと思います.UMLはモデル表記言語であってプロセス(手順)は含んでいない.つまり開発方法論ではないのですが,従来の開発方法論は表記方法と開発プロセスを明確に分離していないものが多かったため,このような誤解を生じる一因となっているのでしょう.
多くの開発方法論が表記方法とプロセスを規定しているように,UMLを使って分析設計を行う場合にもプロセスが必要です.
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