[Prescript] 去年の暮れの台湾映画祭で, 処女作 "熱帯魚" を観て感心した
若手監督 陳玉勲 (チェン ユーシン) が 2度目にメガホンをとったコメディ
"Love Go Go" がようやく一般公開される (12/19〜 @東京・渋谷 ユーロス
ペース) という案内パンフレット が来たので, むかし, 映画を観ながら作
った戯れ唄を思い出した.
それは, モノクロのヨーロッパ映画で第2次大戦のレジスタンスものだった.
まるで時計の秒針の音が聞こえてきそうなくらい緊迫した市街戦のクライマ
ックス・シーンを観ていて, ふと, この情景をラブストーリーに置き換えて
みたらどうなるだろうと考えたのだった. ということで, これもまた, 間接
話法による Love Song の試みのひとつ:
***** 風のなかのふたり *****
ポケットのなかの 広場
そして
たくさんの文字や数字がみだれとぶ 街路
おまえは
いつものとりとめのないおしゃべりに疲れて
わたしの肩にもたれかかる
ポケットのなかの ゆうぐれ
風は
はてしない X'mas Song の節まわしに似せて
いつまでも わたしたちのまわりをめぐり
だれかの大きな手のひらなどが
いっぱい散らばっている停留所で
ふたりはまっているのだが
いつになっても その路面電車はやってこない
KISHIDA Kouichi,
k2@sra.co.jp