pgaccess for Vine2.0

Last modified: Mon Aug 21 18:25:00 2000

pgaccess とは?

PostgreSQL には pgaccess という Tcl/Tk で作成された DB 管理ツールが 付属してます。これは、 access という名前がついているだけあって、Access に 似た機能を持っています。この pgaccess は Tcl/Tk が稼働する環境であれば よいので、Unix でも Windows でも使用できること、GUI で DB 操作ができるので SQL の知識がなくてもテーブルの作成等が簡単に行なえるのが人気です。

下の図は、pgaccess を起動している例です。
(図をクリックすると大きな図を見ることができます。)

pgaccess をインストールしてみよう(PostgreSQL7.0.2のインストールを含む)


今回は Vine2.0 において、現在の PostgreSQL の最新版である Postgresql7.0.2 をインストールしながらこれに付属の pgaccess 0.09.4 を 使用できるようにしてみます。ただし、標準のままでは、テーブル内容の表示画面で 日本語入力ができないので石井さん(t-ishii@sra.co.jp)作成の、 PostgreSQL のインストール出順のところにでてくるpgaccess に関するパッチを 当てる必要があります。

pgaccess は先にも述べたように、Tcl/Tk を使用しています。 なので、予め Tcl/Tk をインストールしておく必要があります。 Tcl/Tk がインストールされていない場合はまず、Tcl/Tk を インストールしてください。ここでは Vine2.0 で標準でインストール される Tcl/Tk を使用するものとします。

このインストールは 2000/8/17 に行ないましたがこの時の Tcl/Tk の最新版は

Software Version
Tcl tcl8.3.1.tar.gz
Tk tk8.3.1.tar.gz

ですが、日本語化されているバージョンの最新版で、安定していると 言われているのが以下のバージョンだったので以下のバージョンを使用しました。

Software Version Japanese patch
Tcl tcl8.0.5.tar.gz tcl8.0.5jp1.7.patch.gz
Tk tk8.0.5.tar.gz tk8.0.5jp1.7.patch.gz

今回は、もともと Tcl/Tk がインストールされていたので Tcl/Tk の インストールはおこなっていません。以下は rpm で Tcl/Tk に関する出力 部分です。

# rpm -aq | grep tcl
tcl-8.0.5_jp-7
tclx-8.0.5_jp-7

# rpm -aq | grep tk
tk-8.0.5_jp-7

次はPostgreSQLのインストールです。

PostgreSQL7.0.2 のソースコード pgaccess に対するパッチが必要です。 予め入手の上インストール作業を行なって下さい。(クリックすると SRA の FTP サイト からダウンロードできます。)ソースコード、パッチは /tmp 以下に置いておくものとします。

通常のインストールと異なる部分(以下の赤字部分が該当)
  • pgaccess で日本語入力をするために patch を当てる
  • Configure 時に tcl を使用するというオプションを指定する
# cd mkdir /usr/local/src/postgresql-7.0.2
# chown postgres /usr/local/src/postgresql-7.0.2
# mkdir /usr/local/pgsql
# chown postgres /usr/local/pgsql
# su - postgres
$ cd /usr/local/src
$ tar xfz /tmp/postgresql-7.0.2.tar.gz
$ gunzip -c /tmp/pgaccess.path.gz | patch -p0
$ cd postgresql-7.0.2/src
$ ./configure --enable-multibyte=EUC_JP  \
  --with-tcl
$ make
$ make install

環境変数の設定を行なったのちに

$ initdb

ここで PostgreSQL のインストールは終了しました。最後に pgaccess を 利用するための設定をします。

$ cd /usr/local/pgsql/bin

pgaccess というファイルの以下の部分を修正してください。
(インストール後は pgaccess ファイルには書き込み権限がないので、以下の コマンドを実行して書き込み可にしてください。

$ chmod +w pgaccess

PATH_TO_WITH の項目に wish のパスを記入します。

PATH_TO_WITH=/usr/bin/wish8.0jp

と記入してください。あとは

$ /usr/local/pgsql/bin/pgaccess

とすれば pgaccess の画面が立ち上がるでしょう。

pgaccess を使ってみよう

pgaccess が起動したら、早速使ってみましょう。 日本語入力は C + \ で切替えが行なえます。テーブルを表で表示している部分も パッチを当てることにより日本語入力ができるようになっているはずです。 ためしてみてください。日本語入力終了の時には Shift + Space キーで日本語 入力を終了できます。

日本語入力開始のためのデフォルトキーバインドは C + \ ですが、 lib/tables.tclの816行目あたりの

$wn.c bind q "pgaccess_kinput_start %W";

をいじれば変更できます。

日本語入力にあたって、予め kinput2 が立ち上がっていなければいけません。 立ち上がっていない場合には

$ kinput2 -canna &

などとして立ち上げておいて下さい。


i-kaori@sra.co.jp