第22回 SRA-KTL Technology Seminar
― CGMを支える技術と活用法 ―
SRA グループの研究開発機関である(株)SRA 先端技術研究所(SRA-KTL)では、様々な先端技術に関するセミナーを定期的に開催しております。
今回は、Blogや消費者レビューなどに代表される、インターネットを活用して利用者がコンテンツを生成していくメディア「Consumer Generated Media(CGM)」を支える技術と活用法をテーマに取り上げました。先ず最初に、この研究分野における第一人者である国立情報学研究所の相原健郎准教授より、CGMを「知識共有」ならびに「情報推薦」に活用する研究事例についてご講演いただきます。続きまして、「情報大爆発時代」に求められる、“適切な情報を、適切な時期に、適切な方法”で提供するための情報推薦技術(レコメンダー技術)について、デモを交えながら解説します。
ご多忙とは存じますが、是非ご参加をいただきたくご案内申しあげます。 (PDF版案内状)
テーマ: いま話題の「Consumer Generated Media」― CGMを支える技術と活用法 ― 講演者: 相原 健郎 准教授 (国立情報学研究所),
小田 朋宏、松原 伸人 (SRA先端技術研究所)日時: 2009年12月2日(水) 14:00 ~ 17:00 受付 13:30~ 場所: 全国情報サービス産業厚生年金基金 「JJK会館」7階会議室(地図) 参加費: 無料 定員: 70名(定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます) 申し込み方法: 必要事項をご記入の上 11月30日(月曜日)までに、 こちらからお申し込みください。申込み順で70名までとさせていただきます。
本セミナーは入場無料ですが、会場の定員や準備の都合もありますので、参加希望の方はあらかじめ申し込みをお願いしております。 受付は先着順ですが、申し込み多数の場合には満員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。問合せ先: (株)SRA先端技術研究所 セミナー受付担当(seminar22@sra-ktl.co.jp)
講演概要
『CGM に基づく知識共有と情報推薦技術』
相原 健郎 准教授 / 国立情報学研究所
Web 2.0 の時代になり、ユーザが自らの意見や行動記録などをディジタル化してネット上に保存することも珍しくなく、これらの一部は他者にも公開され、ブログなどの CGM(Consumer Generated Media)として使われています。本講演では、①異なる専門性を有するユーザ間で専門性の高いコンテンツを共有・活用するための研究 ②自らの行動記録(ライフログ)を記録・コンテンツ化し、 適切な情報推薦につなげるための研究について紹介します。
<講師紹介> 相原 健郎 准教授(国立情報学研究所) は、「創造性支援」をテーマに、日々作り出される様々な種類の個人的な情報 (作成文書やメールなどのテキスト類、発言などの音、画像など) を蓄積し、それらと情報空間のコンテンツを有機的に結合して、 適切な表示法によってユーザに提示するインタラクティブなシステム の構築を目指している。
『個人化/社会化されたレコメンダー技術 』
小田 朋宏、松原 伸人 / (株)SRA先端技術研究所
「レコメンダー」は、適切な情報を選択しユーザに推薦する技術です。効果的な情報推薦を行うためには、ユーザ個人や状況に適応させることで推薦情報を「個人化」することが求められます。また、ユーザ間の社会的関係に着目し複数のユーザに関する情報を組み合わせて「社会化」することも有効なアプローチです。 これまでに講師の両名は、プログラミング環境におけるレコメンダーシステムの応用、クチコミサイトにおけるレコメンダー機能の付加技術について研究開発を行ってきました。本講演では、個人化/社会化された情報推薦技術と今後の展開について、デモを交えながら解説します。
<講師紹介> 小田 朋宏 (SRA先端技術研究所)は、 情報推薦(レコメンダー)に関する研究開発を行なっています。 これを活かし、国立情報学研究所(NII)相原准教授のプロジェクトの一環で ぷらっとPlat@自由が丘プロジェクト*3)や、 今年度のピナクリプロジェクト*1)で研究開発を行なっています。
<講師紹介> 松原 伸人 (SRA先端技術研究所)は、 <コンテンツの共有>から<コンテキストの共有>への拡張に伴い、 そのオーサリング(生成)、作成、消費(見る、聴く)や、 その状況なども含めたコンテキストを蓄積し、アノテーション を通じて共有することにより、コンテンツ理解や参加者同士の相互理解を 向上させるための研究開発を行なっています。
これを活かし、NII相原准教授のプロジェクト*3,*1で研究開発を行なっています。
補足情報
『Consumer Generated Media』は、Blogやつぶやき(twitter)などの口コミ情報や、 オンライン書店の消費者レビューなどに代表される、インターネット上で利用者・ 消費者自身が発信し反応し生成する、様々なコンテンツを それを読んだ別のユーザがさらに話題を発展させていくメディアです。 CGMでは、この様な様々に枝分かれする膨大な話題や情報を管理する技術や、 その中から興味がありそうな話題を探し出し推薦する技術(レコメンダー)が 重要となってきています。
今回事例としてご紹介するプロジェクト関連URL:
*2) e空間松山プロジェクトとは?