第16回 SRA-KTL Technology Seminar
| テーマ: | 『Javaにおける「モジュール化」の現状と動向』 |
| 発表者: | 西中 芳幸(株式会社SRA先端技術研究所) |
| 日時: | 2008年11月18日(火)14:00 〜 16:45 受付開始 13:30 〜 14:00 |
概要
今年は「じゅん for Java」の開発が始まって10周年になります。1998年8月5日にふたつのクラスから始まったJavaクラスライブラリが、バージョンJun705(2008年8月28日リリース) でクラス数が1,456個、行数にして414,512行の規模に達しました。この巨大な一枚岩のクラスライブラリを、機能的に独立した、使いやすい粒度のモジュール群として分割、再構築することが直近の課題となっています。
どのプログラミング言語でも同じですが、適度な粒度でのモジュール化が進み、様々なクラスライブラリが提供され、利用可能になってくると、数多くのクラスライブラリやそれらのバージョンの違いによる依存関係を適切に解決しなければならない問題に直面します。その問題の解決に最も成功しているのがPerlでしょう。
Perl5で導入されたモジュールの概念とそのアーカイブサイトであるCPANにならって、RubyではRubyGemsが、PHPではPEARが考案され、広く使われています。もちろんJavaにおいても同様の試みは行われていますが、現時点では成功しているとは言い難い状況です。
今回のセミナーでは、JavaOne 2008 でも大きく取り上げられた以下のふたつの話題を中心に、Java における「モジュール化」の現状と最新の動向を詳しく解説します。
- OSGi (Open Services Gateway initiative) [JSR 291]
- Java Module System [JSR 277/294]
(JSR: Java Specification Request)
資料
セミナーにて使用された資料は、こちらをご覧ください。