第14回 SRA-KTL Technology Seminar
| テーマ: | 『ソフトウェア技術の最新動向』 - ヨーロッパでの国際会議の報告 - |
| 発表者: | 塩谷 和範(株式会社SRA先端技術研究所) 葉雲文(株式会社SRA) 岸田孝一(株式会社SRA先端技術研究所) |
| 日時: | 2008年9月24日(水) 14:00 〜 16:45 受付開始 13:30 〜 |
概要
8月はお休みした SRA-KTL セミナーですが,今回は,今年の5月から9月にかけてヨーロッパで開催された3つの国際会議に参加したメンバーから,国際的な技術の最新動向についての報告を予定しています.
概要およびスピーカは以下の通りです.
- SC7ベルリン会議報告 (塩谷和範)
ISO/IEC JTC1 SC7(ソフトウェア技術委員会)では,産業界のソフトウェア技術についての規格開発を行っています.最近では、ソフトウェアとシステムのプロセス規格の統合や,アウトソーシングに関わるVSE(極小企業)のプロセス規格,ソフトウェアプロダクトライン規格の提案,さらには,他規格組織からのITガバナンス規格の提案,など大きな規格提案が相次いでいます.今回の報告では,本年5月にベルリンで開催されたSC7総会での最新の規格動向を,他の国際規格とSC7規格の位置づけと併せて紹介します.
- SEAFOOD 会議の報告 (葉雲文)
昨年からチューリッヒ工科大学の主宰で開かれているSEAFOODは,ソフトウェア工学的な観点から,オフショアおよびアウトソーシング開発に関わるさまざまな問題に関する研究発表や経験交流を行う国際会議です.
今回の報告では,過去2年間に議論されたホット・トピックを紹介するとともに,スピーカ自身が今年の会議で発表した論文の概要もプレゼンテーションします.その内容は,オフショア開発における開発者間そして開発拠点間のタスク依存性を計算・管理する方法の提案です.そうした依存性はソフトウェア開発の品質や生産性を左右するコミュニケーションに大きな影響を与えるものであり,オフショア/アウトソーシングにとってきわめて重要な課題です.
- EuroSPI 会議の報告 (岸田孝一)
EuroSPI はEU諸国を回りながら毎年開かれているヨーロッパ最大のプロセス改善に関する国際会議です.これまで,学界からの研究論文と産業界からの経験報告の比率を1対2の割合でプログラムを構成するというユニークなスタイルを維持してきています.今回の報告では,一昨年のフィンランドでの会議に基調講演者として招かれて以来,今年で3年続けて参加するスピーカ自身の経験にもとづいて,会議で報告・討論されたいくつかの興味ある話題(たとえば,グローバル開発におけるSPIの諸問題, そのほか)を紹介する予定です。
資料
セミナーにて使用された資料は、こちらをご覧ください。