第13回 SRA-KTL Technology Seminar
| テーマ: | 『Javaクラスライブラリの利用・習得のための支援環境』 − 認知支援とソーシャル支援 − |
| 発表者: | 葉 雲文 (株式会社 SRA先端技術研究所) |
| 日時: | 2008年6月24日(火) 14:00 〜 16:45 受付開始 13:30 〜 |
概要
Java言語を用いたソフトウェア開発において,大規模なクラスライブラリを有効に活用すれば,生産性の向上と品質の改善に大きく貢献するということがいわれています。しかし,その前に,クラスライブラリの内容やその利用の仕方をどうやって習得するかが,大きな課題です。
SRA-KTL では,コロラド大学と共同で,Java開発者がクラスライブラリをオンデマンド方式で学習しながら利用するための支援環境 CodeBroker および STeP_IN(Socio-Technical Platform for In-situ Networking)を開発してきました。
CodeBrokerは 開発者の作業環境を観察し,いま現在の開発タスクと関連のあるクラスライブラリを自律的に推薦するソフトウェアエージェントです。そしてSTeP_IN は,個々のユーザへの個人適応型ライブラリ検索機能,使用例の段階的提示機能,またレポジトリには蓄積されていない暗黙知の交換と伝搬を促進する機能を備えています。そうした機能は,開発者間のソーシャルネットワークの分析にもとづいて,個々の開発者に有益となる知識を積極的に提供することができそうなエキスパート群を選択し,知識交換の場としてのダイナミックコミュニティを形成することによって実現されます。
今回のセミナーでは,これらの開発支援環境の概要を,いくつかのデモを交えながらプレゼンテーションします。
資料
セミナーにて使用された資料は、こちらをご覧ください。