ソフトウェア開発の全工程をサポートする開発支援ツール Rational Software Total Solution Service
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IBM Rational RequisitePro

何故効果的な要求管理が必要なのでしょう。

Standish Groupのレポートによると、米国ではプロジェクトの7割が納期に遅れたり完全にキャンセルされたりし、毎年1450億ドルもの予算が無駄に使われているとのことです。プロジェクト成功の可否を分けるものは何でしょうか?

また、ユーザーの目的を明確にし、ユーザーを開発チームメンバーの一員と位置づけ、基本的な要求事項をしっかりと把握すれば、45パーセントのプロジェクトが成功するはずであると報告されています。効果的な要求管理を取り入れることが、プロジェクトを成功に導いてくれるのです。

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Rational RequisiteProって何?

Rational RequisiteProは、要求管理ツールです。

すべてのプロジェクトにおけるもっとも大きな課題は、避けられない変更を管理し、行われた変更をチームメンバー全員に確実に通知することです。 Rational RequisiteProは、要求の変更がチームメンバーのワークロードにどのような影響を与えるか、ひいては変更によってプロジェクトの予算や期限、プロジェクトの範囲にどのように影響するのかをチームメンバーが瞬時にチェックできる、スナップショット機能を提供します。変更が行われると、要求事項の遷移は個々の変更履歴に保存されるので、どの変更をいつ、誰が、なぜ行ったのかを把握することが可能です。

また、トレース機能により、関連する要求事項間の関係を作成、維持することができます。要求事項に対して変更が行われる際にはトレースの関係付けが「サスペクト(疑わしい)」状態となるので、チームメンバーはその変更によって影響を受ける可能性のある他の要求事項を容易に把握することが可能となります。トレース関係は一つのプロジェクト内と複数のプロジェクト間の両方で作成することができるので、広範囲の影響分析や要求事項の再利用が可能となります。

要求管理を確実に行うことにより、リリースの遅延、ユーザーのニーズが反映されなかったための開発作業のやりなおし、満足できない品質などの問題を解決することができます。

Rational RequisiteProでは次のことが行えます。

Microsoft Wordと業界標準のマルチユーザーデータベース(選択可能)により、ユニークで強力かつ汎用的なソリューションを提供。
データベースを選択できるので、プロジェクトの規模を問わず、スムーズな導入が可能。
トレース機能とサスペクトリンク機能により、チームメンバーはそれぞれの担当すべき箇所、および要求の変更が作業に与える影響を把握することが可能。
要求に属性を付加することによって、チームリーダーは要求に優先順位をつけたりソートを行って効果的な管理を実現。
e-mailベースのディスカッション機能により、チームコミュニケーションを促進。ユーザーは要求事項やコメント、変更を容易に共有することが可能。
変更管理機能により、個々の要求の履歴を追跡、表示。どの変更がいつ、誰によって、なぜ 行われたのかをメンバー全員が把握可能。
Webアクセス機能により、分散環境下のチームや拡張ユーザーもプラットフォームに依存することなくプロジェクト要求を参照、修正することが可能。
他のプロダクトとの統合機能と優れたカスタマイズ機能により、要求事項を開発環境内の他のツールと共有することが可能。

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Rational RequisiteProを使うとこんなに便利

必要不可欠な要求管理を簡単に

Rational RequisiteProは、要求の記述、整理、追跡が容易に行えますので、開発プロセスを通じて一貫したスムーズな要求管理を実施します。
文書またはデータベースのどちらかのみに基づいた他の要求管理アプローチとは異なり、Rational RequisiteProは文書とデータベース双方を、業界で標準とされている汎用的な環境で活用することができます。エンタープライズデータベースとMicrosoft Wordを密接に統合しているので、あらゆるプロジェクトの要求事項を整理することができます。分散環境下で作業を行っているチームメンバーは、 Microsoft WindowsクライアントやWebブラウザを介してプロジェクトに参加します。さらに、他の主要なソフトウェアアプリケーションとの効果的な統合を実現することで、Rational RequisiteProはデータ再利用を自動化し、開発効率を向上させることができます。
Rational RequisiteProを利用することにより、あらゆるプロジェクト関連文書や要求データの集約的な一元管理が可能となります。ユーザーの要求事項、サブシステムの設計、ユースケース、ソフトウェアの機能や機能以外の仕様、およびテスト計画などを容易にリンク、共有できるので、ソフトウェア開発プロジェクトのさまざまな成果物が管理しやすくなります。

チームワーク(容易なコミュニケーションにより適時な共通認識)

要求管理はチーム全体で行うことによって、その効果を最大に発揮することができます。したがって、ビジネスアナリスト、システムアナリスト、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャ、QA担当者、開発マネージャ、開発者、設計エンジニア、システムプログラマといったソフトウェアあるいはシステム開発チームのメンバー全員が、重要な要求関連情報にアクセスする必要があります。
Rational RequisiteProはさまざまな役割を持ったチームメンバーが必要事項にアクセスして修正やディスカッションを行い、その要求事項を追跡するためのメカニズムを提供するので、要求事項の背景や関係、状況の変化を把握することが可能となります。これによって各メンバーは自分が行うべき作業を正確に理解することができます。Rational RequisiteProはプロジェクトの要求事項の全体あるいは一部分を共有することによって、チームコミュニケーションを容易に実現します。その結果、各メンバーはリアルタイムで自分の責任範囲を認識することができるのです。
ユーザはディスカッションスレッドを作成、利用して、要求事項を明確ににしたり、コメントの付加、変更の通知などを行うことができます。ユーザーのディスカッションは指定されたチームメンバーに任意のMAPI またはSMTP e-mailアプリケーションを介して送信されます。そして、これらのディスカッションスレッドは将来参照できるように保存されます。返信は、e-mailまたはRational RequisiteProを用いて行うことが可能です。

データベースとWord

ワープロソフトとデータベースを統合することにより、Rational RequisiteProは既存の開発環境を変更することなしに簡単に使用することができます。
要求文書は単なるプロセス上の産物ではありません。慣れ親しんだ形式で書かれた情報だけでなく、データベースに収められない補足情報をも維持すべき生きた情報なのです。データベース内の要求事項をMicrosoft Wordで作成されたオリジナルの文書に直接リンクすることによって、Rational RequisiteProはすべてのユーザーに対して関連情報または要求事項自体に対する速やかなアクセスを実現します。
文書形式およびデータベース形式の双方において、Rational RequisiteProは、柔軟なアーキテクチャを有しています。他のチームメンバーの作業を邪魔することなしに、データベースと要求文書を切り離して作業することも可能です。要求事項の作成者、作業担当者あるいは他の関係者は、Rational RequisiteProのプロジェクトデータから離れて個々の要求文書の記述、レビュー、編集、承認を行うことができます。作成された要求文書はオンライン上で更新されると、自動的にプロジェクトデータに関連付けられます。

使いやすさ

Rational RequisiteProはMicrosoft Wordで書かれた既存の要求事項をインポートすることができるので、プロジェクトへ速やかに導入することが可能です。さらに、インポートウィザードがテキストファイルやスプレッドシート、その他のデータベースなどの外部ソースからRational RequisiteProの要求データベースを自動的に作成してくれます。
Rational RequisiteProはSEI CMM、ISO、FDA、IEEEおよびRational Unified Process®といったあらゆる業界規格に準拠した文書を容易に作成、フォーマットするテンプレートを備えています。

特徴ある要求を容易に整理

要求をWord文書で作成しているかどうかに関わらず、Rational RequisiteProは要求事項の整理を容易にしてくれます。優先度、担当者、難易度やリスクといった属性を割り当てることにより、プロジェクト全体を見通して、優先順位を決定しなければならない要求事項を参照することができます。Rational RequisiteProには、あらかじめ要求事項の属性が定義されており、プロジェクトのニーズに応じて属性の定義をカスタマイズすることが可能です。階層構造にある要求事項をサポートすることにより、ある特定の要求事項の本来そうあるべき親子関係を作成、維持することができます。

Webアクセス

チームメンバーは世界中どこにいてもWeb経由でプロジェクトの情報に容易にアクセスできるようになります。Netsxape Navigatorを用いてRational RequisiteProのプロジェクトデータへアクセスし、要求文書の表示、参照、修正、さらに要求データの検索までもインターネットやイントラネット経由で行うことができます。このインターフェースによって、地理的に分散されたり、複数のプラットフォーム(UNIXと Windows)を使用している開発チームが共同してプロジェクトを進めることが可能となります。

ニーズに応じたスケーラビリティ

Rational RequisitePro
Rational RequisiteProには、以下のような特徴があります。

Microsoft Wordとの統合
Microsoft Accessオープンスタンダードデータベース対応
トレース機能
サスペクトリンク機能
グループディスカッション機能
属性付加機能
変更履歴管理
プロジェクトのセキュリティ管理
要求事項のインポート機能
Microsoft Project、Rational Rose、Rational TeamTest、Rational SoDA、Rational ClearCase®およびRational Unified Processとの統合
OracleおよびMicrosoft SQL Serverのサポート
Rational RequisitePro拡張インターフェース

分散環境下、あるいは複数のプラットフォームで開発を行っているプロジェクトは、Rational RequisitePro プロジェクトにWebインターフェースを追加できます。これによって、チーム全体がプロジェクトの情報にアクセスし、簡易クライアントの構築が低コストで実現されます。Microsoft Internet Explorerまたは Netscape Navigatorを介してRational RequisiteProのプロジェクトにアクセスできるようになるばかりでなく、以下のような操作もWeb経由で可能となります。

属性の参照、検索、ソートおよび編集
トレースおよびサスペクトリンクの参照、編集
ディスカッショングループの作成および参加
文書の参照
要求事項および文書の履歴の参照
要求および文書履歴の参照

統合によって、スムーズなデータの流れを実現

Rational RequisiteProは業界で初めて、要求管理をプロジェクトスケジュール、変更依頼管理、モデリング、テストおよび文書作成といった多岐にわたる他のアプリケーション開発ツールに統合させました。要求管理はプロジェクト全体を大きく左右するため、こうしたツールの統合によって開発の一つの工程から次の工程への要求情報の流れをスムーズにし、その情報の再利用を促進することができます。

要求に基づいたプロジェクトスケジュール作成、管理は、Microsoft Projectとの統合により簡単に行うことができます。同期の取られた要求事項とタスクのトレースを確立することにより、変更がプロジェクトスケジュールやその範囲に与える影響を分析することが可能となります。

ビジュアルモデリングツールRational Roseとの統合により、要求事項をRational Roseのユースケースに関連付けることができます。この統合により、ユースケースの説明をビジュアルに表現したり文書化することが可能となります。また、要求事項のその他のタイプも属性やトレース、変更履歴を関連付けて、ユースケースとともに管理することができます。この統合によって、ユーザーやシステム、ソフトウェアのそれぞれの要求事項に合った設計が可能になります。

Rational RequisiteProはテスト計画に対するトレースも可能にします。Rational TeamTestは独自のアプローチによって、共有リポジトリからテスト要求へダイレクトにアクセスし、テスト計画の作成を容易にします。開発者やQA担当者はすばやく効果的に要求事項に基づいたテストを行うことが可能となります。 QA担当者はソフトウェアの品質ばかりでなく、『プロジェクトが本来の開発意図に沿ったものであるか』まで検証できるようになります。

ソフトウェア構成管理ツールRational ClearCaseと統合することにより、プロジェクトファイルのチェックイン、チェックアウトによる保管が可能になります。これによって、要求事項を開発プロジェクト全体と共にベースライン化することができます。

Rational RequisiteProは、Rational SoDAとも統合されています。Rational SoDAは、Rational Roseや Rational TeamTest、Rational ClearQuest®と統合して要求や設計、テストおよび不具合の情報を一つの包括的なリポジトリで把握し、プロジェクトライフサイクルにおけるレポートや文書を自動的に作成、再構成することができます。

学習が簡単

Rational RequisiteProはLearning Projectというチュートリアルを提供しています。ツールパレットや作業領域ビューを通して、システム全体をどのように操作していくかを学ぶことができます。このチュートリアルでは、要求管理における2つの方法論を習得することが可能です。UMLに基づいたユースケースアプローチは、アクターやその用語集、文書例などを含んでいます。もうひとつの要求管理の方法論は、製品要求記述書やソフトウェア要求仕様書、テスト仕様書などといった標準的な文書例などが含まれています。

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動作環境

Rational RequisitePro

OS バージョン : Windows XP Professional SP1,SP2
Windows 2000 Professional SP4
Windows Server 2003 Standard Edition SP無, SP1
Windows Server 2003 Enterprise Edition SP無, SP1
(Windows 2003 Server, XPでは、64ビットプロセッサ(AMD64, EM64T)での、32ビットモードでの稼動もサポートしています)
推奨環境 : 256〜512MB以上のRAM(swap spaceに実メモリの2倍以上を推奨)
288MBのディスク容量(RequisiteWebを使用しない場合)

Rational RequisiteWeb

OS バージョン : Windows 2000 Server SP4
Windows 2000 Advanced Server SP4
Windows Server 2003 Standard Edition SP無, SP1
Windows Server 2003 Enterprise Edition SP無, SP1
(Windows 2003 Serverでは、64ビットプロセッサ
(AMD64, EM64T)での、32ビットモードでの稼動もサポートしています)
推奨環境 : 256MBから1GB以上のRAM(1G以上推奨)
529MBのディスク容量(Webコンポーネントとクライアント、コンポーネントのみなら358MB)
ブラウザ : Internet Explorer 6 SP1
Firefox 1.07, 1.5
Mozilla 1.6, 1.7
関連ツール : Microsoft Word 11 (also known as 2003) SP1, SP2
Microsoft Word 2002 SP1, SP2
Microsoft Word 2000
Microsoft Office 2003 SP1, SP2
Microsoft Office XP SP1, SP2
Microsoft Office 2000 SP1, SP2
Microsoft Project 2003
Microsoft Project 2002
Microsoft Project 2000 SP無し, SP1

エンタープライズデータベース

データベースサーバ : IBM DB2(R) UDB Components for Rational Products and DB2 Express 8.1, 8.2
IBM DB2 UDB 8.1, 8.2
Microsoft SQL Server 2005
Microsoft SQL Server 2000 SP2, 3, 4
Microsoft SQL Server 7 SP4
Oracle 9.2, 10
(注)クライアントマシンにOracle clientのインストールが必須ですが、 64ビットOracleクライアントは、Rational RequisiteProクライアントコンピュータならびにRequisiteWebサーバで未サポートです。

リモートアクセス

サーバ : Windows Terminal Services Enterprise Server 2003 SP4
Windows Terminal Services Advanced Server 2000 SP4
Citrix Metaframe Server XP, 3, 4

動作環境については最新リリースやパッチなどで変わる可能性があります。最新の情報ならびに詳細については、 Rational プロダクト担当へお問い合わせ下さい。

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